ドリームワン イワハシ

49:「ドリームワン イワハシ」 【效範西部商店街】

・何にでも対応 まちの電器店

家族経営でアットホームなまちの電器屋さん。店内には長いテーブルといすが置かれ、休憩所として利用することもできる。創業者の岩橋忍さん(74)、妻の初枝さん(71)がいつでもお茶とお菓子を出し、笑顔で迎えてくれる。

市内の米穀店で8年間修業し、1963(昭和38)年、米穀店として開いたのが始まり。「お客さんの求めるものは何でも揃えよう」と、米以外の食料品や調味料なども扱った。4年後には灯油、さらに3年後にはクリーニングの取り次ぎ、家電の販売と、商売の幅を広げてよろずや的な総合商店に。72(昭和47)年には大手電器メーカーの看板を掲げ、75(昭和50)年には家電を柱にする店になった。

現在は家電製品のほか、太陽光発電・オール電化のリフォーム工事も柱のひとつに掲げる。岩橋さんは創業時から「この店で買ってよかった」、そう言ってもらえる店づくりを一番の目標にしてきた。10年前に、長男夫婦の大輔さん(44)、広美さん(45)に代表を交代したが、「今もこの目標は変わっていない」と岩橋さん。

家電店への転身は、メーカーの製品を扱う系列特約店への加盟を呼び掛ける説明会がきっかけ。岩橋さんによると市内の米穀店を集めて行われたそうで、話を聞き、「家電は米と異なり、メーカーがテレビCMなどで顧客に周知徹底を図ってくれる。販売店は売ることだけに専念できるのではないか」と考え転身を決めた。

昭和50年代は家電市場が拡大する時代。昭和48年に第1次オイルショック、54年には第2次オイルショックと、エネルギー危機が叫ばれる一方、「家電は物価の優等生」とされ価格が安定して割安感があった。このため、全国的にルームクーラーやビデオなどの普及率が高まり、新登場したシステムコンポやラジカセが売れ始めた。「うまく時代の流れに乗れたのかな」と岩橋さんは振り返る。

家電店の看板を掲げた当時は、各地区をくまなくまわる出張・訪問販売を週に2回は行っていた。「平たく言えば御用聞き商法で、地域密着の基礎づくり」と岩橋さん。顧客との関係が密になると住まいに関する様々な相談を受けるようになる。「そうしたニーズに応えて各種リフォームも手掛けるようになった」。

岩橋さんの趣味は多彩だ。18歳から現在まで、7・5キロのダンベルを10分間で266回(2000キロになるまで)上げる筋トレを1日置きに続けている。早朝から約7・5キロのランニングは毎日欠かさず、30年前からカラオケ教室で歌の指導も。6年前からはウクレレとゴスペルを習い、寝る前には数字パズルの数独も楽しんでいる。「何事も勉強。前向きに挑戦です」と、岩橋さん。このチャレンジ精神が商売の姿勢に表れている。

【あゆみ】
米穀店で8年間修業した岩橋さんが1963年6月に米穀店として創業。業態を少しずつ変えながら75年に電器店として再出発した。

【メモ】
瀬戸市松原町3の183
名鉄瀬戸線水野駅北の松原町交差点を北へ150メートル
TEL:0561-82-8037
営業時間:午前9時〜午後7時(日曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

チャレンジ精神旺盛な岩橋忍さん 【写真をクリックで拡大】

チャレンジ精神旺盛な岩橋忍さん 【写真をクリックで拡大】

店内の休憩所では、要望があれば家電の実演も行う 【写真をクリックで拡大】

店内の休憩所では、要望があれば家電の実演も行う 【写真をクリックで拡大】

米穀店で創業して半世紀を経たドリームワン イワハシ 【写真をクリックで拡大】

米穀店で創業して半世紀を経たドリームワン イワハシ 【写真をクリックで拡大】

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化粧品のはたや

48:「化粧品のはたや」 【效範西部商店街】

・あなたのキレイを応援

「いくつになっても輝いていてほしい」−。専門店向けブランドのコスメや多彩なエステメニューなどを提供する化粧品店。2代目店主の尾関純生さん(60)、香春美(かすみ)さん(52)夫婦が、役割を分担しながら女性の“ きれい ”を応援している。

1965年ごろ、尾関さんの母、良子さんが現在地に開いた婦人服店が前身。85年ごろに化粧品店としてリニューアルした。

「お肌のこと、メークのことで少しでも悩むこと、迷うことがあれば相談を」と呼び掛けるのは、日本エステティック協会の正会員で、CRC(全国化粧品小売協同組合)公認上級ビューティアドバイザーの香春美さん。カウンセリングをしながら、個々に合った化粧品やサプリメント、美容法をアドバイスしてくれる。

香春美さんによると、肌質は人それぞれ。年齢や季節、体調などによっても変わる。このため、「ライフスタイルや習慣などについても詳しく聞き、体の外側と内側の両面から最適なケアを考えていきます」と話す。単純に販売するだけではなく、「効果に満足してもらえるまでのアフターも徹底しています」と、香春美さん。

同店で力を入れているエステは、「香春美さんとの会話が楽しく心身共に癒される」と好評。1回30〜90分で予約制となっている。気軽に楽しめるトライアルのクイックコースから、マッサージと美白など心身ともに癒すハンドトリートメンスコースまで17種類が選べる。

純生さんによると、まちの化粧品店は時代とともに淘汰されてきた。専用エステ店も増える中、廃業する店も多い。そんな折、「売り上げだけを追求するのはどこか違う。お客さんの役に立つことが大事ではないか」と、考えるようになったという。「店を訪れた女性が、出て行く時には笑顔になっている。これが続く秘訣で、目指すべき店の姿ではないか」と純生さん。

結婚してから「妻が実質の取締役、私は商品の仕入れや配達、送迎など担当の妻に取り締まられ役」と笑う純生さん。今後も「二人三脚のこのままの関係で続けていければ」と話し、「気軽に立ち寄ってもらえる場所でもありたいですね」と、2人は口をそろえる。

【あゆみ】
婦人服店として、1965年ごろに創業。85年ごろに化粧品店として再出発した。化粧品店となった当時、純生さんは父親が経営する陶磁器の絶縁部品製造「尾関電機商会」との二足のわらじをはき、その数年後に同商会を閉鎖して化粧品店に一本化した。

【メモ】
瀬戸市松原町1の36の1
名鉄瀬戸線水野駅北 松原町交差点を西へすぐ
TEL:0561-82-6320
営業時間:平日午前9時〜午後9時
日祝日午前10時〜(第2・4日曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

女性のきれいを応援する尾関純生さん、香春美さん 【写真をクリックで拡大】

女性のきれいを応援する尾関純生さん、香春美さん 【写真をクリックで拡大】

店内にずらり並ぶ専門店向けブランドの化粧品 【写真をクリックで拡大】

店内にずらり並ぶ専門店向けブランドの化粧品 【写真をクリックで拡大】

松原町交差点西へすぐにある化粧品のはたや 【写真をクリックで拡大】

松原町交差点西へすぐにある化粧品のはたや 【写真をクリックで拡大】

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陶文堂書店

47:「陶文堂書店」 【效範西部商店街】

・古書扱い30年 出張買い取りも

名鉄水野駅北の松原町交差点北西角にある古書店「陶文堂」。店内はこじんまりこそしているが、天井近くまである棚には本が雑然と詰め込まれ、思想や歴史など人文系の古びた書物が目を引く。写真集や画集など美術系の古書、戦後間もないころの女性誌の付録や漫画本、郷土史資料なども並びまるで博物館のよう。

本の仕入れは、客からの買い入れと、古書組合が運営する古本市がほとんど。また、客からの注文を受けてネットオークションで売買する。2代目店主の堀谷幸敏さん(63)が仕入れ、妻の規子さん(63)がオークションを担当する。

1950(昭和25)年、父親の住人(すみと)さんが陶原町で創業。72年に現在地に移転した。陶器のまちであることと、地名にちなんで陶の字を屋号に冠した。

堀谷さんは4人兄妹の末っ子として本に囲まれて育ち、本を読むことも好きだった。ごく自然に後を継いだ。名古屋の書店で3年間修業後、店に入った。

堀谷さんによると、店を継いだ当時は新刊書店だったという。ところが、30年ほど前にコンビニエンスストアが進出し始め、店の半径100メートル以内に4軒のコンビニが立地した。「足の速い雑誌類が売れなくなり、そのころから徐々に古本を扱うようになっていった」と古書店に至るいきさつを説明する。

古書にもさまざまな種類がある。「貴重な本と、値段の付く本とが必ずしも一致するとは限らない。そこが目利きの難しいところでもあり、おもしろいところでもある」と堀谷さん。

古書を見る目は、流通情報に合わせ、本物の本をいかに多く見てきたかで、大よそ決まってくる。20年くらい前までは業界の古本市が競り方式(現在は入札)で行われており、そこでもどんな本に値がつくか大変勉強になったという。

値の付く本は、絶版になっていることで、初版本であったり、カバーや帯などが整っていたりすることが基本。昔の女優の写真集や雑誌の付録、地域の古図などにも案外値段が付いたりするそうだ。

現在は、出張買い取りと、10年ほど前から取り入れたネットオークションに力を入れている。依頼は全国からあるという。一方、店売りは減っており、もっとお客さんに来てほしいという。

江戸後期の本草(植物)学者・岩崎灌園(いわさき・かんえん)が約2000種類の薬草などを精密に描いた植物図鑑「本草図譜(ほんぞうずふ)」の復刻版が昭和50年前後に発刊された。当時、60万円もする高価な図鑑だったが、瀬戸では陶磁器の絵柄に利用する人が多くよく売れて、版元から表彰されたことがあったという。「そんな時代が再び来るといいですね」と、堀谷さんは懐かしそうに話した。

【あゆみ】
1950年、先代が陶原町で創業。72年に現在地に移転した。30年ほど前から古書を扱うようになり、現在は古書を中心に売買する。

【メモ】
瀬戸市松原町3の2
名鉄瀬戸線水野駅北の松原町交差点北西角
TEL:0561-82-4339
営業時間:午前10時〜午後6時半(日曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

「自宅に眠った古い本があれば連絡を」と堀谷さん 【写真をクリックで拡大】

「自宅に眠った古い本があれば連絡を」と堀谷さん 【写真をクリックで拡大

戦後間もないころの女性誌の付録 【写真をクリックで拡大】

戦後間もないころの女性誌の付録 【写真をクリックで拡大】

現在地に移転して42年目の陶文堂 【写真をクリックで拡大】

現在地に移転して42年目の陶文堂 【写真をクリックで拡大】

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井上燃料店

46:「井上燃料店」 【效範西部商店街】

・暮らし支えるエネルギー供給

一般家庭や企業にLP(プロパン)ガスを販売する燃料店。生粋の瀬戸っ子で話好きな2代目店主、井上博史さん(65)が配達車にガスボンベを積み、日々忙しく地域を走り回っている。

1958(昭和33)年、父、吾一(ごいち)さんが「井上薪炭(しんたん)店」として現在地に創業した。博史さんは高校卒業後、名古屋のプロパンガス卸会社で1年ほど学び、67年に店に入った。その年に「井上燃料店」と改名した。

井上さんによると、燃料業界は変化の連続だった。時代とともに新たな燃料が次々に登場しては、その都度対応に迫られてきたという。創業当時の燃料は、薪や炭。これがレンタンや豆炭に切り替わり、10年ほど続くと今度はLPガスの時代に入った。その後、都市ガスやIHの電気が都市部以外にも普及し始める展開になった。同市では現在、LPガスが半分、都市ガス・電気で半分という普及率になっている。

LPガスは、石油ガスを液化したもので、家庭で使われるほとんどのLPガスは、主成分がプロパンだ。このため、プロパンガスと呼ばれている。液化することで体積が気体の250分の1になり運搬に便利で、都市ガスに比較して標準熱量が2倍と高いのが特徴。このため、都市ガスが普及していない地区の家庭や高カロリーを必要とする商業用、工業用に利用されている。

プロパンガスは危険物ではないが、365日24時間体制で緊急時に備えている。「客からガス臭い」「コンロの調子が悪い」などと連絡を受けると、即時対応が事業者の義務となっている。

今でこそガス器具の安全性が高まり、緊急連絡はほとんどなくなったというが、井上さんは「よく夜中にも呼び出されました。このため、未だかつて泊まりがけで旅行に出掛けたことがありません。好きなお酒もなかなか飲めなくて」と苦笑いする。「でも、安全が第一で、それが信用につながるわけですから」と誇らしげだ。

都市ガスの普及は、該当地区の町単位で一気に切り替わるため、プロパンガス事業者にとっては一度に顧客を失うことにもなる。「競争が厳しい。大変な時代です」と危機感を募らせる。このため、地元の燃料店として、ガスとは関係のない水漏れなど、暮らしに関する小工事も地域サービスの一環として受けている。業界でつくる「瀬戸旭LPガス協会」では、「配達時の見守り活動」も行っている。

井上さんが理事長を務める效範商店街振興組合では一昨年から、店主やスタッフが自ら講師となり、専門店ならではの技術や知識を伝授する少人数制の講座「得する街のゼミナール(まちゼミ)」を始めた。消費者との交流を通して店のファン獲得につなげるねらいで、「『地元の店もなかなかやるな』と、地域住民が見直してくれれば。店主の意識も変わりつつあり、まちの活性化にも弾みをつけるために続けていきたい」と話している。

【あゆみ】
井上薪炭店として1958年に現在地に創業。67年に井上燃料店となる。LPガス全般を取り扱う。

【メモ】
瀬戸市北脇町59の3
名鉄瀬戸線水野駅すぐ南側の県道208号を東へ徒歩5分
TEL:0561-82-4317
営業時間:午前9時〜午後7時(日曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

2代目店主の井上博史さん 【写真をクリックで拡大】

2代目店主の井上博史さん 【写真をクリックで拡大】

倉庫に保管されるLPガスのボンベ 【写真をクリックで拡大】

倉庫に保管されるLPガスのボンベ 【写真をクリックで拡大】

創業56年の井上燃料店 【写真をクリックで拡大】

創業56年の井上燃料店 【写真をクリックで拡大】

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今週のダイジェスト放送(1月19日)

・菱野団地商店街/銀座通り商店街(1月13日~1月17日放送分)

毎週日曜日はその週に放送したものを
まとめたダイジェスト版をお送りしています。

【収録内容】

「いせや」 (1月13日放送)
「わくわく交差点ひし野」 (1月14日放送)

「銀座茶屋」
(1月15日放送)
「ユアサ電気瀬戸店」 (1月16日放送)
「マイルポスト」 (1月17日放送)

当日の放送はこちらから↓

Posted in 41:いせや, 42:わくわく交差点, 43:銀座茶屋, 44:ユアサ電器, 45:マイルポスト, ダイジェスト放送, 菱野団地商店街, 銀座通り商店街 | Leave a comment

マイルポスト

45:コミュニティ喫茶「マイルポスト」 【銀座通り商店街】

・瀬戸豚ライスバーガーなど地産地消メニューを提供

しゃべり場・たまり場・コミュニティーの場として、世代を超えた人たちが集まるコミュニティとして、2012年7月リニューアルオープン。
生まれも育ちも瀬戸、地元の瀬戸を元気にしたいと商店街の若手としても活性化に頑張っている広報の安栖(やすずみ)誠さんにうかがいました。

元々は、瀬戸にキャンパスを持つ名古屋学院大学の学生たちが、商店街の空き店舗に町おこしの活動として学生たちが運営するお店「マイルポスト」をオープン、その後その想いを引き継いだ市民グループ「縁さくら」がオーナーとなる。
「縁さくら」は、自分や家族が暮らし住むこのまち「瀬戸」を愛し、誰もが安心、安全、豊かに暮らせる「ノーマライゼーションのまちづくり」を目指すグループ。「家族の絆」「人と人の絆」「人と地域の絆」をつなぐ「縁結び」として、さまざまなコミュニティの場と機会を創出しています。こうした縁さくらのまちづくりの事業として、コミュニティ喫茶マイルポストを運営する。

レコードで音楽が聴ける昭和レトロな雰囲気の喫茶店。ステレオから流れるレコードの音、ジャケットを見ながら、世代を超えて、思い出や良き時代の話に花が咲く。家で聞けなくなったレコードを持ってきてくれて、みんなで聴いて喜んでくれるかたも多いとか・・・。

店内には、株式会社スピードがある。CGカフェとしてのコラボレーションも楽しみ。

その他、コミュニティ喫茶としての事業を展開している。

<地産地消のメニュー>
瀬戸の谷ファームさんの瀬戸地愛豚(じあいとん)を使用
瀬戸豚ライスバーガー・・・瀬戸豚のハンバーグに醤油を塗った香ばしい焼きおにぎりでサンドした和風ライスバーガー。目玉焼き、大葉も入っていて日本人にうれしい一品。
SETO CG Kid’s Programに参加した子どもたちが考案したメニュー。
せとカツサンド・・・オリジナルソースを使用した、ボリュームたっぷりのカツサンド。チーズ入りと大葉入りの2種類が一皿でお楽しみいただけます。

<イキイキ講座>定期イベント
絵手紙教室・・・毎週月曜日午後2~4時 近藤むつみ先生 季節ならではの画材を商店街で求め描く。
歌声喫茶・・・毎週金曜日午後2時~4時
入場料500円+ドリンク代

手話カフェ・・・第1火曜日午前10時~午後4時  手話サークル「りぼん」とのコラボで始まる。テキストでは学べない実践的な手話が楽しみながら覚えられると評判。
まさに、世代も障害も超えて、自然に、日常に、まちの商店街の喫茶でコミュニケーション。

【メモ】
瀬戸市朝日町28
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅東へ徒歩7分
TEL:0561-82-5055
営業時間:午前10時〜午後6時(水曜・木曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

広報の安栖さんと店長の豊岡さん(左から) 【写真をクリックで拡大】

広報の安栖さんと店長の豊岡さん(左から) 【写真をクリックで拡大】

せとカツサンドと瀬戸豚ライスバーガー 【写真をクリックで拡大】

せとカツサンドと瀬戸豚ライスバーガー 【写真をクリックで拡大】

暖かみのある店内。好きなレコーををかけて楽しむこともできる 【写真をクリックで拡大】

暖かみのある店内。好きなレコーををかけて楽しむこともできる 【写真をクリックで拡大】

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效範西部商店街振興組合

【效範西部商店街振興組合】

名鉄瀬戸線水野駅を中心に、效範・北脇・松原・北山・南山・平町などに広がる商業店で形成。
1955(昭和30)年ごろから、瀬戸線を境に南側を效範商店街、北側を西部商店街として活動し、
2つの商店街が1971(昭和46)年に合併して現在の組織となった。
地域には街路灯が設置され地域消費者の安全性に大きく貢献している。

2013年9月末現在の組合員数は52。

46: 井上燃料店 (2014年1月20日放送)
47: 陶文堂書店(2014年1月21日放送)
48: 化粧品のはたや(2014年1月22日放送)
49: ドリームワン イワハシ(2014年1月23日放送)
50: たざい酒店(2014年1月24日放送)

86: 井上不動産 (2014年3月10日放送)
87: ハヤシ事務器(2014年3月11日放送)
88: コウショウ(2014年3月12日放送)
89: 效範米穀店(2014年3月13日放送)
90: 理容みどり(2014年3月14日放送)

99: ヘアスタジオ fu(2014年3月27日放送)
100: 生活便利店マル美(2014年3月28日放送)

103: フルーツのフタバ(2014年4月16日放送)

107: 喫茶フジ(2014年4月22日放送)

116: 富士クリーニング(2014年5月5日放送)

122: 中華飯店 一番(2014年5月13日放送)
123: マルモ酒店(2014年5月14日放送)
124: 中国菜館 状元(2014年5月15日放送)
125: 水野接骨院(2014年5月16日放送)

154: 中日新聞瀬戸西部 三宅新聞店(2014年6月26日放送)
157: 居酒屋 菊日和(2014年7月1日放送)
158: 化粧品 マルヤス(2014年7月2日放送)

Posted in 100:生活便利店マル美, 103:フルーツのフタバ, 106:薬草園, 107:喫茶フジ, 116:富士クリーニング, 122:一番, 123:マルモ酒店, 124:状元, 125:水野接骨院, 154:三宅新聞店, 157:菊日和, 158:マルヤス, 46:井上燃料店, 47:陶文堂書店, 48:化粧品のはたや, 49:ドリームワン イワハシ, 50:たざい酒店, 86:井上不動産, 87:ハヤシ事務器, 88:コウショウ, 89:效範米穀店, 90:理容みどり, 99:ヘアスタジオ fu, 效範西部商店街 | Leave a comment

ユアサ電気瀬戸店

44:「ユアサ電気瀬戸店」 【銀座通り商店街】

・顧客の立場で 心こもるサービス提供

日立の家電製品を販売する「ユアサ電気」(本社・名古屋市北区)の瀬戸支店。瀬戸市出身の創業者が「地元にも店を開きたい」と、肝入りで現在地に支店を出して55年になる。

店長の山田哲也さん、係長で営業の今仁一広さん、事務の森田真弓さんの3人で運営。「つなぎます あなたと心のコンセント」をキャッチフレーズに、心のこもったサービスを提供している。赴任14年目の山田店長は、「お客様のためのお店づくりと営業を心掛け、この地で末永く商売をしていきたい」と、地域密着を目指している。

営業や配達で外を飛び回る山田店長と今仁さんをサポートする森田さんは、生粋の“ 瀬戸っ娘 ”。地域の人たちが店に気軽に立ち寄れ、家電について相談したり、世間話をしたりできる温かい雰囲気づくりを心掛けている。「販売データを管理して、お客さんの修理などの要望にも的確に対応しているんですよ」と、まちの電気店としてのこだわりも。

「配線をどうしたらいいかわからない」「高いところの電球を取り換えてほしい」など、独り暮らしの高齢者からの相談にも応じる。「『娘や息子のように快く対応してくれて助かる』と、喜んでいただいています」と森田さん。

LED照明やエアコンなどキャンペーンでは、節電についても詳しく説明する。量販店にはないきめ細かなサービスだ。地域には高齢者が多いことから、月に1度、補聴器の相談会も開いているという。

2014年2月14日〜16日には、恒例の創業祭を開く。「心を込めて、招待状を手づくり、手配りしています」と森田さん。多数のお買い得商品を始め、フードプロセッサーやミキサーを使った実演などに合わせたおもてなしも用意しているそう。「電化製品との付き合い方も楽しく紹介します。値段交渉も歓迎」と、来店を呼び掛けている。

【メモ】
瀬戸市深川町14
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅東へ徒歩10分
銀座通り商店街を抜けて北へ 深川神社前
TEL:0561-83-3107
営業時間:午前10時〜午後7時(水曜・第3木曜休み)

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メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

地域密着のサービスを提供する瀬戸店の山田店長、森田さん、今仁さん(右から) 【写真をクリックで拡大】

地域密着のサービスを提供する瀬戸店の山田店長、森田さん、今仁さん(右から) 【写真をクリックで拡大】

日立の家電製品が並ぶ店内 【写真をクリックで拡大】

日立の家電製品が並ぶ店内 【写真をクリックで拡大】

開店55年になる瀬戸店 【写真をクリックで拡大】

開店55年になる瀬戸店 【写真をクリックで拡大】

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銀座茶屋

43:「銀座茶屋」 【銀座通り商店街】

・商店街再生の拠点 瀬戸の味を発信

銀座通り商店街有志が経営する「お休み処 銀座茶屋」。笑顔が気さくな店長の吉見都代子さん(69)が、大きな鉄板で手際よく焼く「瀬戸焼そば」(380円)や「五目めし(ごも飯)」(400円)が看板メニューとなっている。

1980年代ごろから目立ち始めた空き店舗対策の一環で、同商店街振興組合は98年に「商店街活性化計画」を策定。当時同組合代表理事で、現理事長の河本篤さん(55)の発案から、「買い物に来た人が休める場所を作ろう」と、この店が計画されたのが始まり。

同組合の事務所として使っていた元ふとん店の空き店舗を利用し、2001年4月に開店した。有志らが立ち上げた会社が経営する。当時、まちづくり活動に取り組んでいた名古屋学院大学の学生が加わり、女子学生が初代店長を務めた。

吉見さんは、開店当初からパートとして働き、06年に店長となった。店で出すメニューは、当時の学生と商店街有志の人たちが考案したものが基本となっている。「今、ブームになっている瀬戸焼そばも、開店して数年後から出していましたよ」と、吉見さん。

「瀬戸焼そば」は、蒸し麺を使い、豚の煮汁で味付けしているのが特徴。窯元で働く人が窯焼きの忙しい作業の合間を縫って食べたというのが「ごも飯」で、この2つが一度に食べられる「瀬戸味セット」(700円)も提供している。

瀬戸のファーストフード「玉せん」(100円)も人気商品。海老煎餅に玉子焼きをはさんでソースか醤油を塗ったおやつで、「玉せんを片手に商店街を歩いてもらえれば」と吉見さん。14年1月、新メニューが完成した。棒状のスナック菓子「うまい棒」を玉子焼きで巻いてソースをかけたもので、玉せんと同じ100円で販売を開始した。名前はまだなく、募集しているそうだ。

吉見さんは、「土日は、瀬戸焼そばを目当てに、遠くからも観光客がよく来店しますよ。瀬戸を知ってもらえるよう、こうした“ 瀬戸の味 ”を中心に、おもてなしの精神でお客さんを迎え、瀬戸と商店街の活性化に貢献する店づくりに頑張りたい」と話している。

【あゆみ】
2001年4月創業。まちと商店街再生へ願いを込めて、商店街有志に、名古屋学院大学が協力して立ち上げた。瀬戸の味を発信する拠点施設として運営を続けている。

【メモ】
瀬戸市朝日町26
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅から東へ徒歩5分
アーケード街西口から1分
TEL:0561-87-1053
営業時間:午前10時〜午後5時(水曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

「瀬戸の味を食べに来て」と、吉見都代子店長と、入り口で客を迎える招き猫の「ハナちゃん」 【写真をクリックで拡大】

「瀬戸の味を食べに来て」と、吉見都代子店長と、入り口で客を迎える招き猫の「ハナちゃん」 【写真をクリックで拡大】

新メニューのファーストフード 【写真をクリックで拡大】

新メニューのファーストフード 【写真をクリックで拡大】

店の奥にある趣のある座敷。テーブル席も含め全体で30席ほどある 【写真をクリックで拡大】

店の奥にある趣のある座敷。テーブル席も含め全体で30席ほどある 【写真をクリックで拡大】

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わくわく交差店ひし野

42:「わくわく交差店ひし野」 【菱野団地商店街振興組合】

・商店街の憩いの場 お茶にランチも

空き店舗を活用した商店街活性化、地域コミュニティー再生へ向けた憩いの場「わくわく交差店ひし野」。団地に暮らす人がふらりと立ち寄れて、茶菓子を囲んで話に花を咲かす。独り暮らしやお年寄り世帯を支援する予約制ランチや総菜、コーヒーなどを提供するほか、趣味の作品展示や会社などのPRができる有料の展示ブースも備えている。

2006年4月、市の補助制度(3年間)を利用して、菱野団地商店街がオープンさせた。補助が終了した09年からは自主運営となり、地元のボランティアが現場スタッフとして動き、にぎわいづくりに知恵を絞っている。

09年から店長を務める村上由紀子さん(61)=同市菱野台=は、立ち上がり時からのボランティアの1人で、貸しブースの借り手でもあった。アパレル関係出身の村上さんは、ブースでは、「お年寄りをすこしでもおしゃれにしてあげたい」と、衣料品や手作りマット、携帯入れなどの手芸品を置いていた。補助が終わる時点で管理を頼まれ、「できる範囲でなら」と引き受けた。

村上さんが店長になってから台所が備わり、お茶が軽食になり、ランチになった。お年寄りの食生活がインスタント食品や店屋物に偏り、栄養バランスを欠いている人が多かったことから、「健康に配慮した食事も必要と、家庭料理だがランチを出すようになった」と、その経緯を説明する。

ランチは500円で、コーヒー付き650円。おかずは多目に作り、総菜パック(100円)にして店頭にも置いている。コーヒーは250円で、村上さんお手製のケーキも付く。また、出身地長崎県の醤油や味噌などといった物産品を取り寄せて販売し、店内に彩りを添えている。

村上さんをサポートするボランティアアドバイザーの山田正道さん(64)=名古屋市守山区=は、店に入りやすいよう、工夫を凝らす。かつて大きなテーブル1席だったものを少人数掛けの小テーブルに替えて数を増やした。「(山田さん)グループに入るのが苦手な人もいる」ためだ。また、いつ来ても新鮮さを感じてもらえる店の“ 変化 ”も大切だと、展示ブースの位置を入れ替えたりもしている。

村上さんによると、昨年あたりからここでの収益だけでどうにか運営できるところまできたという。当初の目的の「人の出入り」については実現できつつあるが、新たな課題も浮上。「ここに来られるのは元気な人たちばかりで、家から出られない人たちをどうしていくのか。何らかの手を考えなければ」と山田さん。

新規の来店者は2割ほどで、「3割ほどにもっていけると理想かな。それと若い人にも寄ってもらえる工夫もしていきたい」と山田さんら。訪れていた女性は「買い物ついでにちょっと立ち寄れおしゃべりできる場所がほしかった。独り身にはありがたい」と話していた。

【あゆみ】
商店街活性化と交流を目的にしたフリースペースとして2006年4月にオープン。地元ボランティアが店を切り盛りする。

【メモ】
瀬戸市菱野台2-7
県道209号緑町交差点から北西へ400メートル
瀬戸菱野郵便局から北へ100メートル
TEL:0561-83-4888
営業時間:午前10時〜午後6時(日曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

「気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける村上由紀子さん、安藤正道さん 【写真をクリックで拡大】

「気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける村上由紀子さん、山田正道さん 【写真をクリックで拡大】

ワンフロアになった店内。両サイドの壁一面には有料の展示ブースがある 【写真をクリックで拡大】

ワンフロアになった店内。両サイドの壁一面には有料の展示ブースがある 【写真をクリックで拡大】

ガラス張りになった店舗 【写真をクリックで拡大】

ガラス張りになった店舗 【写真をクリックで拡大】

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