48:「化粧品のはたや」 【效範西部商店街】
・あなたのキレイを応援「いくつになっても輝いていてほしい」−。専門店向けブランドのコスメや多彩なエステメニューなどを提供する化粧品店。2代目店主の尾関純生さん(60)、香春美(かすみ)さん(52)夫婦が、役割を分担しながら女性の“ きれい ”を応援している。 1965年ごろ、尾関さんの母、良子さんが現在地に開いた婦人服店が前身。85年ごろに化粧品店としてリニューアルした。 「お肌のこと、メークのことで少しでも悩むこと、迷うことがあれば相談を」と呼び掛けるのは、日本エステティック協会の正会員で、CRC(全国化粧品小売協同組合)公認上級ビューティアドバイザーの香春美さん。カウンセリングをしながら、個々に合った化粧品やサプリメント、美容法をアドバイスしてくれる。 香春美さんによると、肌質は人それぞれ。年齢や季節、体調などによっても変わる。このため、「ライフスタイルや習慣などについても詳しく聞き、体の外側と内側の両面から最適なケアを考えていきます」と話す。単純に販売するだけではなく、「効果に満足してもらえるまでのアフターも徹底しています」と、香春美さん。 同店で力を入れているエステは、「香春美さんとの会話が楽しく心身共に癒される」と好評。1回30〜90分で予約制となっている。気軽に楽しめるトライアルのクイックコースから、マッサージと美白など心身ともに癒すハンドトリートメンスコースまで17種類が選べる。 純生さんによると、まちの化粧品店は時代とともに淘汰されてきた。専用エステ店も増える中、廃業する店も多い。そんな折、「売り上げだけを追求するのはどこか違う。お客さんの役に立つことが大事ではないか」と、考えるようになったという。「店を訪れた女性が、出て行く時には笑顔になっている。これが続く秘訣で、目指すべき店の姿ではないか」と純生さん。 結婚してから「妻が実質の取締役、私は商品の仕入れや配達、送迎など担当の妻に取り締まられ役」と笑う純生さん。今後も「二人三脚のこのままの関係で続けていければ」と話し、「気軽に立ち寄ってもらえる場所でもありたいですね」と、2人は口をそろえる。 【あゆみ】 【メモ】 番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 |
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