43:「銀座茶屋」 【銀座通り商店街】
・商店街再生の拠点 瀬戸の味を発信銀座通り商店街有志が経営する「お休み処 銀座茶屋」。笑顔が気さくな店長の吉見都代子さん(69)が、大きな鉄板で手際よく焼く「瀬戸焼そば」(380円)や「五目めし(ごも飯)」(400円)が看板メニューとなっている。 1980年代ごろから目立ち始めた空き店舗対策の一環で、同商店街振興組合は98年に「商店街活性化計画」を策定。当時同組合代表理事で、現理事長の河本篤さん(55)の発案から、「買い物に来た人が休める場所を作ろう」と、この店が計画されたのが始まり。 同組合の事務所として使っていた元ふとん店の空き店舗を利用し、2001年4月に開店した。有志らが立ち上げた会社が経営する。当時、まちづくり活動に取り組んでいた名古屋学院大学の学生が加わり、女子学生が初代店長を務めた。 吉見さんは、開店当初からパートとして働き、06年に店長となった。店で出すメニューは、当時の学生と商店街有志の人たちが考案したものが基本となっている。「今、ブームになっている瀬戸焼そばも、開店して数年後から出していましたよ」と、吉見さん。 「瀬戸焼そば」は、蒸し麺を使い、豚の煮汁で味付けしているのが特徴。窯元で働く人が窯焼きの忙しい作業の合間を縫って食べたというのが「ごも飯」で、この2つが一度に食べられる「瀬戸味セット」(700円)も提供している。 瀬戸のファーストフード「玉せん」(100円)も人気商品。海老煎餅に玉子焼きをはさんでソースか醤油を塗ったおやつで、「玉せんを片手に商店街を歩いてもらえれば」と吉見さん。14年1月、新メニューが完成した。棒状のスナック菓子「うまい棒」を玉子焼きで巻いてソースをかけたもので、玉せんと同じ100円で販売を開始した。名前はまだなく、募集しているそうだ。 吉見さんは、「土日は、瀬戸焼そばを目当てに、遠くからも観光客がよく来店しますよ。瀬戸を知ってもらえるよう、こうした“ 瀬戸の味 ”を中心に、おもてなしの精神でお客さんを迎え、瀬戸と商店街の活性化に貢献する店づくりに頑張りたい」と話している。 【あゆみ】 【メモ】 番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 |
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