240:「尾張東部放送 ラジオサンキューFM84.5Mhz 」 【パルティせと店舗会】
・FMで活性化、地元のための、地元の人のラジオ瀬戸、尾張旭、長久手の3市で受信できるコミュニティーFM局。2006年3月15日、東海地区(愛知・岐阜・静岡・三重県)で7番目のコミュニティーFM局として開局した。愛称は「ラジオサンキュー(RADIO SANQ)」、周波数は84・5メガヘルツ、出力20ワット。瀬戸市に本社を置く尾張東部放送(牧治社長)が事業者として運営する。名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅前の再開発ビル「パルティせと」にスタジオを構え、24時間、365日、地元の行政や暮らしに役立つ情報を届けて地域振興の役割を担うとともに、台風の接近、地震の発生など災害時には地域に特化したきめ細やかな災害、防災情報を流して住民の信頼を築いている。 瀬戸市は2005年の愛知万博の会場地のひとつで、瀬戸商工会議所の中から「万博後のまちづくりにコミュニティーFMが生かせないか」という声が上がり、同年1月に、牧社長ら地元の有志が設立準備委員会をつくった。地元企業に出資を募り、10月に会社を設立。予備免許の交付を受けた後、翌年3月に開局した。 制作現場は県域ラジオ、テレビ局などでプロデューサーやディレクターとして実務を積んだプロが支える。「地元密着」をキーワードに、充実した自主制作番組を中心に提供。朝、昼、夜の各番組ゾーンにはゲストコーナーが多彩にあり、日々複数のゲストが登場するなど市民参加型の番組構成が特徴のひとつになっている。3市の式典やまつり、スポーツ大会などイベント会場からの生中継も手掛け、まちのにぎわいづくりにも一役買っている。 ■災害時に備え Jアラートは地方自治体の防災行政無線などを通して、住民に緊急情報を伝達するシステム。防災無線が整備されていない瀬戸市では、それに代わる情報伝達手段としてラジオサンキューの電波を利用して緊急情報を伝えることになっている。 ■ネット、スマホでも 「RADIO SANQ」のSANは瀬戸、尾張旭、長久手の3市の名前から取った。質量ともに充実した速報を目指し、英語の「クオリティー」「クォンティティー」「クイックリー」の頭文字「Q」を添えた。牧社長は、何よりの使命は「防災」と考える。「地域の被災状況は、避難所は、水や食料はどこで得られるか」など、災害時の情報を得る手段としてラジオの重要性を説き、「電気、水道、ガスなどと同じように、ラジオも生活に欠かせないライフラインの一部として日頃から親しんでほしい。そのためにも、益々身近な存在になれるよう、パーソナリティー、スタッフ一同頑張っていく」と話している。 【メモ】 番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 |
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