99:「ヘアーサロン fu」 【效範西部商店街】
・髪と心をリフレッシュ名鉄水野駅の真ん前。通りを挟んだ東側のビル1階にある美容院。「予約なしでもいいですよ。気の向いた時にお立ち寄りください」と、オーナー兼美容師の中山誠さん(49)がいつでも、丁寧でやさしい物腰で迎えてくれる。 「敷居がものすごく低い店。それこそお客さまの自宅の電球の交換でも気軽に頼めるくらいの」と、地域の生活の中に密着した店づくりを目指してきた。店を構えて26年。その結果、「地元の幅広い年代のお客さまに通ってもらえるようになりました」と中山さんは語る。 最新のヘアースタイルの話題から、髪質やコンディションに合った白髪染めなどホームカラーへの助言、日頃のケアの方法まで、何を尋ねても明確な答えが返ってくる。「髪に関する情報はプロとして必須」と、日々勉強は欠かさない。「店ではリラックスしてほしい」と、幅広い分野に興味を持ち、「韓国ドラマの情報も網羅していますよ」と笑う。待合ロビーには、地元の飲食を中心にした、中山さんが尋ね歩いたお薦めの店舗情報なども掲示してあり、「地域の自営業者としてみんなで頑張っていきたいから」と、地元への思いも熱い。 コンビニエンスストアの数より多いという美容院が乱立する昨今。新しい美容院が開店したかと思えば、いつの間にかなくなっている店舗も少なくない。中山さんは厳しい現実に向き合ってきたからこそ、「大事なことは、地域の生活の中で頼りにされる店であることでは」と解釈している。 中山さんは瀬戸窯業高校卒業後、2年間の会社勤めを経て、高校時代の同級生の誘いで市内の美容院に勤めることに。働きながら美容師の資格を取り、現在地に同店が立ち上がる1989年に店長として入店。10年後にオーナーになった。 店名は「未来のフューチャーの頭2文字と、“フーッ”と息をついてリラックスして来店してもらえる店であること、覚えやすい名前を、との思いで名付けた」と中山さん。 大きな鏡の前のカット席は4席。シャンプー台は別にあり、くつろげる空間となっている。「意思の疎通ができるから」と、芸能人の写真やヘアーカタログの持ち込みも歓迎している。「お客さまに頼りにされて、街の活性化にも貢献する店をつくる」の精神は、店名のように未来まで続いていく。 【あゆみ】 【メモ】 番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 |
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