案内処・集い処 楽椿

210:「案内処・集い処 楽椿」 【中央通商店街】

・人々をあたたくお出迎え 瀬戸の案内所

記念橋交差点のたもとで瀬戸を訪れる人をあたたかく迎える施設として案内処・集い処 楽椿(らくちん)は2008(平成20)年にオープンした。クラシカルで特徴的な外観は1939(昭和14)年に建てられた「旧蔵所交番」を移設したもの。

店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは様々な観光案内パンフレットの類い。「スタッフは細かい裏通りまでご案内できるよう日々研究しております」と胸を張るのは店長の中野順子さん。
さらにズラリと並べられた瀬戸の推奨おみやげ品も華を添えている。海苔を使い、織部釉の緑を表現したという瀬戸焼せんべいや、重要文化財にも指定されている深川神社の狛犬を型どったサブレなど、見ているだけでも楽しくなってくる品揃えが印象的だ。

そして瀬戸陶芸協会に所属する著名な作家のぐい呑みが常時100点以上展示販売されているのも圧巻である。有名な作家の作品が一同に見られるうえ、この楽椿では作家本人に連絡を取る橋渡しもしてくれるとのこと。

土地だけでなく、作家との出会いまでも案内してくれるこの楽椿は、これからも瀬戸を訪れる人にとって無くてはならない施設として機能していくだろう。

【メモ】
瀬戸市末広町1丁目3
国道248号線「記念橋南」交差点南東側角
TEL:0561-84-1997
営業時間:午前10時半〜午後4時(土日祝は10時~4時半)
地図はこちらから

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

瀬戸陶芸協会に所属する著名な作家のぐい呑みが常時100点以上展示販売されている 【写真をクリックで拡大】

瀬戸陶芸協会に所属する著名な作家のぐい呑みが常時100点以上展示販売されている 【写真をクリックで拡大】

二階はギャラリースペースとなっており、時期ごとに企画展などが催される 【写真をクリックで拡大】

二階はギャラリースペースとなっており、時期ごとに企画展などが催される 【写真をクリックで拡大】

店長の中野順子さん(左)と 【写真をクリックで拡大】

店長の中野順子さん(左)と 【写真をクリックで拡大】

かつての蔵所交番を移築した印象的な外観の案内処・集い処 楽椿 【写真をクリックで拡大】

かつての蔵所交番を移築した印象的な外観の案内処・集い処 楽椿 【写真をクリックで拡大】

当日の放送はこちらから↓

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勝谷商店

209:「勝谷商店」 【中央通商店街】

・ハイテク化が進む現代の畳

2014年2月17日にも紹介。

畳の専門店である勝谷商店。瀬戸市内に畳専用の自社工場も持っているほどの規模だが、近隣の公共住宅に畳を入れている関係から、住宅リフォーム全般の仕事も請け負っている。供給先は多岐にわたる。愛知県住宅供給公社、瀬戸市営住宅、雇用促進住宅などが主となる。これら公共住宅に入れる畳はJAS2規格(※日本農林規格)の物で、価格がこなれていて、数も大量に用意しやすい中国産の畳が多く使われている。

「国産の畳はおよそ70%が熊本産となります」と話すのは店主の勝谷哲次さん。あまり知られていないが、国産の畳はサイドの糸が紫色ならば福岡産といったように、それぞれの色で産地がわかるようになっているとのこと。

近年ではいぐさ以外の素材を用いた近代的な畳も多く普及してきている。BCFナイロン畳は薄くて丈夫、丸洗いが出来るメリットを活かし、温泉などの風呂場に使われることが多い。また和紙畳は日に灼けない、水をこぼしても拭けばOK、ただし臭いはないといった特徴から飲食店にと、畳の活躍する範囲は大きく広がってきている。

畳はダニやカビの原因となるので敬遠する人も多いと聞く。畳はそれ自体が水分を吸収したり、逆に放出したりすることで部屋を快適に保ってくれるのだが、現代の住宅は気密性が高く、水分コントロールがうまくいかず、それがダニ・カビの原因となっているとのこと。勝谷さんは「窓を開けて通気をよくしたり、エアコンでこまめに除湿して欲しい」とお手入れ法を説く。

【メモ】
瀬戸市栄町19
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅から東へ400メートル
居酒屋「心想」さん向かい
TEL:0561-82-5019
営業時間:午前9時〜午後7時(無休)
地図はこちらから

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

普段うかがい知ることのできない畳の違いについて詳しく教えてもらえる 【写真をクリックで拡大】

普段うかがい知ることのできない畳の違いについて詳しく教えてもらえる 【写真をクリックで拡大】

畳以外にもカーテンやカーペット類などあらゆる商品を取り扱っている 【写真をクリックで拡大】

畳以外にもカーテンやカーペット類などあらゆる商品を取り扱っている 【写真をクリックで拡大】

店主の勝谷哲次さん 【写真をクリックで拡大】

店主の勝谷哲次さん 【写真をクリックで拡大】

勝谷商店の外観 【写真をクリックで拡大】

勝谷商店の外観 【写真をクリックで拡大】

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サンワフード水野店

208:「サンワフード水野店」 【效範西部商店街】

・地域密着のまちの八百屋

名鉄瀬戸線水野駅前にある〝大きな八百屋〟がサンワフード水野店。創業は約70年前。現地に店舗を構えて42年になり、現在は末広町商店街内の末広店と合わせて2店舗で運営する。「お客さんの声にできる限り耳を傾けたい」と、3代目の猪塚雅直社長は張り切っている。

八百屋であることを強調する猪塚さんは、地元の野菜をできる限り取り扱うとともに、近年は特に手作りの惣菜販売に力を入れている。店のバックヤードでは早朝5時から、末広店の分も含めて惣菜づくりを開始。パック詰めをしたり、バイキング形式で量り売りをしたりして店頭に並べる。おかずの種類が豊富な弁当やすし、少し甘口で昔ながらの味を再現した瀬戸焼そばも扱う。同店のお勧めは唐揚げと天ぷらで、唐揚げは味付けを変えた3種類ほどが並んでいる。「食いしん坊」を自称する猪塚さん自らが試食して、「おいしいと判断したものだけを置いている」と味にこだわる。

3、4年前からは、店頭価格による個人宅配サービスも始めている。買い物難民といわれる高齢者世帯が対象で、「出歩くのが困難なおばあちゃんやおじいちゃんは増えている。若干の配送料金をいただくが採算は採れない。でも、地域貢献活動の一環として継続していく」と熱く語る。
このほか、青果物を中心にした卸売・業務宅配を行い、民間保育園や病院、市外のホテル、ゴルフ場などと販路を広げている。

猪塚さんは「あらゆる面で内容を充実させて、お客さんに喜んでもらえる店づくりをしていきたい」と話している。

【メモ】
瀬戸市北脇町276
名鉄瀬戸線水野駅すぐ前
TEL:0561-21-3854
営業時間:午前9時半~午後8時(日曜休み)
地図はこちらから

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

店内の青果物コーナー 【写真をクリックで拡大】

店内の青果物コーナー 【写真をクリックで拡大】

充実した弁当のコーナー 【写真をクリックで拡大】

充実した弁当のコーナー 【写真をクリックで拡大】

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三幸石油 品野SS

207:「三幸石油 品野SS」 【品野商店街】

・地域のエネルギー供給を担って

国道248号線の品野坂上バス停そばの側道を入ったところにある三幸石油 品野SS。昭和25年創業の老舗ガソリンスタンドとして、日々地域の人々に貢献している。話を聞かせてくれたのは社長の加藤健さん。品野に生まれ育った生粋の地元っ子だ。学校を出て10年ほど自動車関係の会社に勤めていたが、その後三幸石油を継いだ。

主な業務内容はメインであるガソリン、軽油の販売に加え、洗車サービスと整備士が常駐しているので自動車の点検・整備・修理に、プロパンガスの供給と多岐にわたっており、加藤さんを含めた総勢4名でこれら業務に当たっている。

特におすすめなのが洗車サービス。三幸石油では車体の下回りを手洗いしてから洗車機にかけている。こうすることで、機械が届かない細かな部分まで綺麗にすることができるということで、利用客からも丁寧だと好評を得ている。またプロパンガス機器の修理を自社で行っているのも自慢。通常、プロパンガス機器の修理はメーカー修理が一般的だが、費用も時間もかなり掛かってしまうため、「(ガスを)供給している以上、お客様の負担を少しでも減らしたい」との思いから自社で修理を行っている。

「うちは品野坂上のバス停のそばの側道に入ったところにあります。本道(国道248号)に比べあまり混雑しないので、お年寄りの方でもゆっくり安心して出入りができますのでぜひお寄り下さい」と加藤さんは来店を呼びかけている。

【メモ】
瀬戸市品野町2丁目21
品野坂上バス停そば
TEL:0561-41-0315
営業時間:午前7時半〜午後8時(日曜休み)
地図はこちらから

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FAX 0561-97-0845

かつてはどこにでもあった昔懐かしい手回し式給油機のミニチュアモデル 【写真をクリックで拡大】

かつてはどこにでもあった昔懐かしい手回し式給油機のミニチュアモデル 【写真をクリックで拡大】

地域住民の欠かせない場所となっている 【写真をクリックで拡大】

地域住民の欠かせない場所となっている 【写真をクリックで拡大】

社長の加藤健さん 【写真をクリックで拡大】

社長の加藤健さん 【写真をクリックで拡大】

三幸石油 品野SSの外観 【写真をクリックで拡大】

三幸石油 品野SSの外観 【写真をクリックで拡大】

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御菓子司 吾妻軒 本店

206:御菓子司「吾妻軒 本店」 【中央通商店街】

・創業大正5年の和菓子店

2014年2月20日にも紹介。
1916(大正5)年創業の和菓子店「吾妻軒 本店」。工芸品のような繊細で美しい和菓子で知られる。季節感あふれる上生菓子の数々は、茶席菓子としても人気が高く、茶道家、陶芸家らからの信頼も厚い。ショーケースには、常に10種類ほどの上生菓子と、こちらも季節感に富んだ干菓子が並ぶ。

のれんを守るのは、4代目店主の安藤礼一郎さん。和菓子作りの名人と言われ、今も現役で店に立つ父・陽一郎さんの教えをかたくなに守り、「添加物は一切使わず、素材の味を生かし、一つひとつ心を込めて手作りしています」と力を込める。

夏から秋にかけては、見た目も涼しげな菓子が並ぶ。水の中を優雅に泳ぐ金魚をイメージした上生菓子や、焼いたアユを写実的に表現した「若鮎」は、食べるのをためらってしまうほどの美しさ。しっとりとした紫色が鮮やかで、白あんに餅を練り込んで仕上げた「キキョウ」は秋の茶席菓子として人気が高い。
瀬戸みやげ推奨品に登録されているのは「陶(すえ)の里」。白あんと栗を練り込んで茶わんをイメージした形に整え、まわりに煎った米粉がまぶしてある。やきもののまちならではの土産としてお薦めしている。

安藤さんは、「花鳥風月をテーマに写実的に表現した和菓子は日本の文化。若い人にも喜んでもらえる菓子を作っていきたい」と話している。

【メモ】
瀬戸市新道町1
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅から川沿いを東へ約600m 徒歩約8分
TEL:0561-82-3825
営業時間:午前9時~午後8時(火曜休み)
地図はこちらから

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

焼いたアユをリアルに表現した「若鮎」 【写真をクリックで拡大】

焼いたアユをリアルに表現した「若鮎」 【写真をクリックで拡大】

茶席菓子として人気が高いキキョウ 【写真をクリックで拡大】

茶席菓子として人気が高いキキョウ 【写真をクリックで拡大】

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今週のダイジェスト放送(9月7日)

(9月1日~9月5日放送分)

毎週日曜日はその週に放送したものを
まとめたダイジェスト版をお送りしています。

【収録内容】

「洋品のつじや」 (9月1日放送)
「あいの里歯科クリニック」 (9月2日放送)
「栗木毛糸店」 (9月3日放送)
「サンワフード末広店」 (9月4日放送)
「谷紙器」 (9月5日放送)

当日の放送はこちらから↓

Posted in 201:洋品のつじや, 202:あいの里歯科クリニック, 203:栗木毛糸店, 205:谷紙器, 31:サンワフード, ダイジェスト放送, 效範西部商店街, 新瀬戸商店街, 末広町商店街 | Leave a comment

谷紙器

205:「谷紙器」 【新瀬戸商店街】

・丁寧に 誠実に

工場の中には暖められた膠(にかわ)の匂いが充満していた。まもなく機械が稼働して、箱に糊となる膠を塗る作業が始まる。谷紙器は創業およそ60年になる化粧箱を製造する会社。菓子や米、茶など様々な用途の箱を作るが、主力は陶器の町らしく陶器を入れるための箱である。
「小さな頃から仕事場で父や祖父の仕事ぶりを見ながら、自然と会社を継ぐことを意識していた」と話すのは3代目となる代表の谷大介さん。

箱の製造は基本手作業となる。各工程でもちろん機械は使うが「人と機械が一緒に手作りしているような感じ」と谷さんが話すように、決してボタンひとつのオートメーションではない。
製造工程はまずボール紙の原版を作りたいサイズに裁断し、そこに折れ線を入れて、四隅を落とすと花が開いたような形になる。そしてそれを折って箱の形に仕上げていくというもの。さらに機械を使って均一に糊となる膠を塗り、その上に化粧紙を貼ると完成となる。化粧紙は常時30~40種類がストックされており、好きな色や柄を選ぶことができる。作る個数にもよるが、オーダーから完成まではおよそ3日程度とのこと。谷紙器の繁忙期は干支、お雛様、五月人形といった用途のオーダーが最盛期を迎える年末だが、 この9月でも既に来年の干支の箱作りは始まっていた。

「お客様の手に渡った時に笑顔になってもらえるよういつも作っている」と谷さんはモットーを語ってくれた。これからは様々な業種、多方面に谷紙器の箱を使ってもらえるよう働きかけるなど、昨年生まれた息子がいつか4代目として歴史をつないでくれるよう、日々奮闘している。

【メモ】
瀬戸市水南町101-1
八千代楽器さん向かい
TEL:0561-82-6400
地図はこちらから

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メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

箱の接着面となる部分に糊付けをしていく 【写真をクリックで拡大】

箱の接着面となる部分に糊付けをしていく 【写真をクリックで拡大】

鮮やかな手さばきで各工程がてきぱきと進められていく 【写真をクリックで拡大】

鮮やかな手さばきで各工程がてきぱきと進められていく 【写真をクリックで拡大】

箱の製作を実演しながら説明する代表の谷大介さん 【写真をクリックで拡大】

箱の製作を実演しながら説明する代表の谷大介さん 【写真をクリックで拡大】

あっという間に箱が完成した 【写真をクリックで拡大】

あっという間に箱が完成した 【写真をクリックで拡大】

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サンワフード 末広店

204:「サンワフード 末広店」 【末広町商店街】

・若さを武器に 未来のビジョン描く

2014年1月6日にも紹介。
末広町商店街のスーパー、サンワフード末広店の4代目店長としてキャリア3年目に入った猪塚雅裕さん。25歳の若き店長として、商品知識やお客様からの問い合わせや質問などに勉強の日々が続いている。

サンワフードの売れ筋商品といえば惣菜コーナー。特に水野店で一括調理して販売している名物の380円弁当はお昼前になると争奪戦が起こるほどの人気ぶり。一昨年より復刻させた鯖の押寿司も好評な売れ行きという。これら弁当類は1週間程度前までに頼めば大口注文にも応じるとのこと。「味が良いのは当然として、価格を抑えることをモットーにしている」と猪塚さんは胸を張る。

さらに新規に始めたサービスとして配達業務がある。重たい購入品を持って帰るのは一苦労ということで、配送料が別途かかりはするが自宅まで届けてもらえる便利さが喜ばれ、上々な利用ぶりのようだ。お年寄り客の多い商店街ならではのサービスと言えるだろう。

また最近ではカットフルーツや小分けパックに力を入れている。これらはあらかじめ皮を剥いておいたり、芯取り除いてすぐに食べられるようにしてある。フルーツ類は食べるのが面倒といった声に対するサンワフードからの回答として様々な試行錯誤を重ねている。

「野菜・果物は鮮度に気を付けた上で、価格はどこにも負けないようにしている」と猪塚さんは店長としてのこだわりを持っている。これまでの馴染客を大切にしつつ新規客を掴んで行くためにも、いずれ店舗を今の時代に合うような改装を行いたいと若き店長の夢は膨らむ。

【メモ】
瀬戸市末広町3丁目7
末広町商店街アーケード東端より約30m
TEL:0561-21-8614
営業時間:午前9時〜午後7時(火曜休み)
地図はこちらから

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メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

八百屋からスタートしただけあって、野菜類が充実している 【写真をクリックで拡大】

八百屋からスタートしただけあって、野菜類が充実している 【写真をクリックで拡大】

惣菜コーナーにはご当地グルメである瀬戸焼そばも 【写真をクリックで拡大】

惣菜コーナーにはご当地グルメである瀬戸焼そばも 【写真をクリックで拡大】

4代目を継いで3年目となった猪塚雅裕さん 【写真をクリックで拡大】

4代目を継いで3年目となった猪塚雅裕さん 【写真をクリックで拡大】

サンワフード末広店の外観 【写真をクリックで拡大】

サンワフード末広店の外観 【写真をクリックで拡大】

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栗木毛糸店

203:「栗木毛糸店」 【效範西部商店街】

・安くておしゃれなものを

名鉄瀬戸線水野駅を降りて南に少し歩くと白い外観が特徴的な「栗木毛糸店」がある。「この店は昭和32年に毛糸好きの母が開業させました」と語るのは、店主の大住三千子さん。

かつては毛糸とニット製品を売るかたわら、ニット教室も同時に開いていたので、当時小学生だった三千子さんは宿題をしながら店番を務めていたという。しかし毛糸とニット製品だけでは夏の売れ行きが良くないことから、三千子さんが店のメインとなった頃からは徐々に安くておしゃれな既製服も売るようになり、現在のスタイルが出来上がった。今では毛糸の売上は1割も無いほどに縮小してしまったとのこと。

栗木毛糸店の主な顧客層は50~90代の年配層。介護タクシーやデイサービスの車で遠くから来店する客もいるということで「店の宣伝は全くしていません。年配女性の口コミで広がっているのではないか」と三千子さんは分析している。

売上自体は縮小してしまったものの、“毛糸店”と銘打つだけあって毛糸の品揃えは今でも圧巻である。「毛糸1本をお持ちでしたらぜひ持ってきてください。当店でその毛糸に合う色のもう1本を選んでもらい、初めての方でも手編みのセーターを作れるよう無料で指導いたします」と三千子さん。既成品のセーターではなく、手編みのセーターの暖かさをぜひ知ってもらいたいという思いは強い。

今後も自身の心と身体の健康のために出来る限り店を続けていきたいとおおらかに笑う三千子さん。初めて訪れても、まるで友達と久しぶりに会ったかのように楽しく時間が過ぎてしまう、そんな魅力に満ちた店である。

【メモ】
瀬戸市效範町2丁目40
名鉄瀬戸線水野駅より南へ約70m
TEL:0561-82-5028
営業時間:午前9時〜午後6時(日曜休み)
地図はこちらから

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FAX 0561-97-0845

圧倒的な毛糸の品揃えが自慢 【写真をクリックで拡大】

圧倒的な毛糸の品揃えが自慢 【写真をクリックで拡大】

求めやすい価格の婦人服がズラリ 【写真をクリックで拡大】

求めやすい価格の婦人服がズラリ 【写真をクリックで拡大】

店主の大住三千子さん 【写真をクリックで拡大】

店主の大住三千子さん 【写真をクリックで拡大】

栗木毛糸店の外観 【写真をクリックで拡大】

栗木毛糸店の外観 【写真をクリックで拡大】

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Posted in 203:栗木毛糸店, 效範西部商店街 | 1 Comment

あいの里歯科クリニック

202:「あいの里歯科クリニック」 【新瀬戸商店街】

・現代的な歯科クリニックとして再出発

8月19日にリニューアルオープンしたばかりの「あいの里歯科クリニック」。
このたび2代目として医院を継ぐこととなった歯科医師の坂田健輔さんにこれまで35年の歴史を重ねてきた坂田歯科から今回リニューアルを行った理由を尋ねてみると、「私が医院を継ぐに当たり、先代である父からの要望もあり、思い切った刷新をさせてもらいました」という答えが返ってきた。

院内に入ってみると、ピンクとホワイトを基調とした色調に統一された清潔感のある内装がまず目に飛び込んでくる。ゆったりとした長椅子が配された待合室は明るく、落ち着いた雰囲気を感じさせる。またキッズ・スペースも用意され、子ども連れの来院者も安心して順番を待つことが出来る。聞けば、これまであった壁を取り払うなど、かなり大規模な内装工事を施して、このゆったりとした待合室を実現したとのこと。

さらに今回のリニューアルに合わせて治療機器の刷新も行われた。被曝線量が低く、身体に可能な限り害が無い上に、これまで以上に鮮明な画像が撮れるレントゲン機や、最新の滅菌器を導入するなど、治療レベルもグッと底上げがされたと坂田さんは胸を張る。

他にもあいの里歯科クリニックの大きな特徴として、訪問治療を行っていることも見逃せない。今は歯を削ったり、詰めたり、かぶせたりという歯科医院で行う一般的な治療はおろか、入れ歯を作るといったことまで来院するのと同じレベルの治療が可能ということで、様々な事情で来院できない人にも嬉しいサービスとなっている。

「うちは駅前ということで利便性の良さが自慢。夜も9時までやっているので、歯医者に行く時間が取りにくい方にもぜひ利用して欲しい」と坂田さんは語る。

【メモ】
瀬戸市東横山町39
名鉄瀬戸線新瀬戸駅南口出て目の前
TEL:0561-83-8119
診療時間:午前10時〜午後1時半・午後3時半〜午後9時
(土曜日の午後のみ午後3時~午後7時)
日曜・月曜・祝日は休診
地図はこちらから

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メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

まるでホテルのクロークのような美しい受付 【写真をクリックで拡大】

まるでホテルのクロークのような美しい受付 【写真をクリックで拡大】

リニューアルにあたって最新の治療機器が導入された 【写真をクリックで拡大】

リニューアルにあたって最新の治療機器が導入された 【写真をクリックで拡大】

歯科医師の坂田健輔さん 【写真をクリックで拡大】

歯科医師の坂田健輔さん 【写真をクリックで拡大】

あいの里歯科クリニックの外観 【写真をクリックで拡大】

あいの里歯科クリニックの外観 【写真をクリックで拡大】

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