66:「勝谷商店」 【中央通商店街】
・畳のある生活を提案勝谷(かつや)商店は1917(大正6)年創業の老舗の畳屋。現在はカーテンやじゅうたんを始めとする室内インテリア全般と、内装リフォームなども手掛ける。 最近は、住宅事情や生活様式の変化から、畳の需要が減っている。掃除しやすいフローリングの人気に押され、畳を必要とする和室が消えつつある。しかし、畳は日本人の生活に欠かせない伝統工芸。夏涼しく冬温かく何よりイグサの香りがくつろぎの空間を生み出す。4代目店主の勝谷哲次さんの代になり、同市掛下町に畳工場をオープン。1級畳製作技能士2人が従事し、「畳のある生活」を提案している。 勝谷さんによると、畳にも様々な種類がある。関西で多い京間(955×191センチ)、静岡以東に多い江戸間(880×176センチ)、愛知に中京間(910×182センチ)などがあり、東に向かうほど小さくなる。他に、高度成長期の住宅需要を支えた公団住宅で採用された団地間(850×170センチ)もある。 縁(へり)にも種類があり、歴史的背景は、縁によって座る人の地位や身分を規制するために進歩発展してきたとされる。武家や商家が家紋を入れた縁は、先祖を敬い縁を踏まないように大事にするなど、意味があり、「畳の細部にまで注意して見ているといろいろ面白いことが分りますよ」と勝谷さん。 同店では、新しいタイプの畳が人気。正方形のデザインものや、縁がなく、和紙を畳織りして張るタイプの畳表など。丈夫で熱の伝わりのよい床芯材を用いた床暖房用畳も好評という。 勝谷さんは、「公共住宅の仕事も多く手掛けている。畳の張り替えやメンテナンスも含み、室内装飾全般のリフォームなど、気軽に相談してほしい」と話している。 ◇カーペットマットをプレゼント 勝谷商店では、「突撃! 瀬戸のげんき商店」での放送(2014年2月17日午後12時40分〜)を記念して、「ラジオサンキュー聴いたよ!」と来店した先着20人に「カーペットマット」をプレゼントします。早い者勝ちですよ! 【メモ】 |
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67:「心想」 【中央通商店街】
・瀬戸焼でもつ鍋、陶板で焼き肉名鉄尾張瀬戸駅から瀬戸川沿いを東へ。老舗和菓子店東の路地をのぞくと年季の入った古民家風の建物に赤ちょうちんがぶらさがっているのが見えた。そこが「居酒屋 心想」だ。のれんをくぐって中に入ると、元気な笑顔の男性店長・杉本友夏(ゆうか)さんが迎えてくれた。 ここの名物は「心想もつ鍋」。脂の乗ったホルモンにニラがたっぷり。スープはあっさりながらも旨みがあり、タカノツメがピリリと効いている。特に冬場は冷えた体が芯から温まる。陶板で楽しめる焼き肉もジューシーで人気のメニューとなっている。もつ鍋や焼き肉が付いたコース料理(2500円〜)ほか、揚げ物やチーズなどを使った創作料理、刺身、サラダもメニューは豊富だ。 料理は瀬戸焼の器で提供。杉本店長によると、常連客でもある近くの陶磁器販売店主に相談し、料理のイメージに合わせた器をこだわって選んでいるという。「陶器のカップで飲むビールはきめ細かい泡立ちがクリーミーで最後まで美味しくいただけます」と誇らしげだ。 1階はBARのような空間で「お1人様にもおすすめ」のカウンター席とカップル席があり、ビールや日本酒、焼酎のほか、居酒屋では稀な本格的カクテルも味わえる。2階は座敷ソファー席で、靴を脱いでゆったりくつろげる。40席ほどあり、個室もある。 店名の由来は、「人と人をつなぐのは心。心をつなぐものは想い。その思いを大切にしようと、社長と一緒に語り合いながら名付けました」と杉本店長。店名に込められた思いを胸に、「日々お客様と向き合っていきたい」と杉本さんは店に立っている。 【メモ】 |
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