カメラのツカサ

226:「カメラのツカサ」 【菱野団地商店街】

・誠実な商売をいつも心に

1978(昭和53)年に創業したカメラのツカサ。

前オーナーの元で従業員として働いてた新井晴彦さんが1994年に店を引き継ぐという形で店主となった。新井さんは元々オートバイなど動くものを撮影するのが好きだったが、カメラの購入をきっかけにこの職業に就いたという。

現在、カメラのツカサではメガネ・時計・貴金属・カメラの販売を主に行っているが、特に多いのは時計の修理や電池交換などとのこと。意外なことにカメラに関しては、デジタルカメラが主流となっている現在では、ほぼ完全にメーカー修理となっており、店舗で行うことは殆どないという。その他にも、コピーサービスも近隣のお年寄りを中心に重宝がられている。またカラオケの練習用などにカセットテープの販売も需要が高いとのこと。

「お客様に満足していただけるよう、いつも全力で臨むようにしています」と新井さんは心がけを語る。

【メモ】
瀬戸市菱野台1丁目3-106
菱野第三住宅住宅9棟 瀬戸菱野郵便局目の前
TEL:0561-84-0444
営業時間:午前10時~午後6時半(日曜休み)
地図はこちらから

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

店主の新井晴彦さん(右)と 【写真をクリックで拡大】

店主の新井晴彦さん(右)と 【写真をクリックで拡大】

カラオケやお稽古事の練習用にと、お年寄りを中心にカセットテープの需要も高い 【写真をクリックで拡大】

カラオケやお稽古事の練習用にと、お年寄りを中心にカセットテープの需要も高い 【写真をクリックで拡大】

現代人は乱視気味になる傾向が高いとのこと 【写真をクリックで拡大】

現代人は乱視気味になる傾向が高いとのこと 【写真をクリックで拡大】

カメラのツカサの外観 【写真をクリックで拡大】

カメラのツカサの外観 【写真をクリックで拡大】

 

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今週のダイジェスト放送(10月5日)

(9月29日~10月3日放送分)

毎週日曜日はその週に放送したものを
まとめたダイジェスト版をお送りしています。

【収録内容】

「ミニストップ瀬戸品野町店」 (9月29日放送)
「いずみ理容店」 (9月30日放送)
「喜久寿し」 (10月1日放送)
「美濃利支店」 (10月2日放送)
「丸鋼ホンダカーズ瀬戸陶原店」 (10月3日放送)

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丸綱 ホンダカーズ瀬戸 陶原店

225:「丸綱 ホンダカーズ瀬戸 陶原店」 【瀬戸新開地商店街】

・顧客とのつながり重視

ホンダの4輪全車種をはじめ、他メーカーの車種も幅広く扱う自動車ディーラー。修理や整備、各種保険の取り扱いほか、スロープやリフト付き介護車への改造、代車サービス事業なども行っている。2代目の伊藤啓一社長は「来年は70周年。今後も人と人とのつながりを大切にする企業であり続けたい」と理念を語る。

1946年、先代が「伊藤自転車店」として創業。時代の変化とともにバイク、自動車関連事業と形態を転換してきた。92年に丸綱に社名を変更、96年に菱野店(幡野町)、98年には中古車センター「車屋」(市場町)を開いている。06年にホンダカーズ瀬戸と名称を改め、07年には陶原店のショールームやサービス工場を拡張するなどリニューアルオープンしている。

ホンダカーズ瀬戸では、納車日には「納車式」を開くのが慣例になっている。家族で出向いてもらい、花束を贈呈して新車とともに記念撮影。日時を入れたプレートもつくり「よい記念になると大変喜んでもらっている。写真は木製の額に入れてプレゼントしています」と伊藤社長。
毎月第2金曜日は「レディースデー」と銘打ち、ワンコインでフロントガラスの撥水コーティングをしたり、オイル交換を割り引き価格で行ったりするサービスを実施。すべての女性来場者にお茶やお菓子、時にはケーキのもてなしもあるという。
このほか、来店特典のある商談会など各種フェアを展開。近年では、シーズンにより履き替えるタイヤを安価に預かり、専用倉庫で保管するサービスも始めているという。

伊藤社長は、「お客さんの喜びは確かに値引きではあるが、それ以上に感動をしてもらえる店づくりを目指している。11月からは新車も出てくる。気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。

【メモ】
瀬戸市陶原町4の62
瀬戸街道「新開地」交差点を南へ80メートル
陶原店℡:0561-82-1231 営業時間:午前9時~午後7時(水曜休み)
菱野店℡:0561-82-1251 営業時間:午前9時半~午後7時(同)
地図はこちらから

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

「感動をしてもらう店づくりを」と語る伊藤啓一社長 【写真をクリックで拡大】

「感動をしてもらう店づくりを」と語る伊藤啓一社長 【写真をクリックで拡大】

展示された新車の一部 【写真をクリックで拡大】

展示された新車の一部 【写真をクリックで拡大】

来年70周年を迎える丸綱 ホンダカーズ瀬戸 陶原店 【写真をクリックで拡大】

来年70周年を迎える丸綱 ホンダカーズ瀬戸 陶原店 【写真をクリックで拡大】

 

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美濃利支店

224:「美濃利支店」 【新瀬戸商店街】

・変わらない御用聞きスタイル

愛知環状鉄道瀬戸市駅の近く、バロー新瀬戸店から道路を挟んで北側にある酒屋。LPガスなどの燃料も扱っている。昔ながらの御用聞きを日課とする3代目店主の安藤光夫さんは、「個人商売は地域とのかかわり、信頼関係が大事」と力を込める。

津島市出身の安藤さんは大学時代、瀬戸市西松山町で下宿生活をしていた。下宿先の近くに美濃利支店があり、同店でのアルバイトがきっかけで縁が出来、婿養子に迎えられた。
同店は、美濃市出身の義理の祖父が、たまりと燃料の店として創業したのが始まり。3男の義父が支店を、次男は本店(7年前に閉店)と燃料専門の事業所「丸美瀬戸燃料」を、長男は末広町商店街で「みのり鞄店」を営んでいた。現在は本店と鞄店は閉めている。

現在、酒や調味料類以外で力を入れているのが、全国各地の旬の食材の販売だ。本くずもちや銀座のせんべいなどといった菓子類をはじめ、ラーメンや梅干し、うずらの玉子の水煮などとさまざまな食品を扱う。水南、水野地区をローテーションを組んで巡回。「すべてのお客さんに週1回は顔を出せるようにしている」と忙しく駆け回る。
特に外出が困難なお年寄りらに好評で、「きょうは何を持ってきてくれた」と、楽しみに待ってくれている人も多いという。「電池を変えて」「すだれを買ってきてほしい」など頼まれごとも多く「気持ちよく動いてできる限り応えてあげたい」と安藤さん。

地域とのかかわりを重んじる姿勢は義父から学んだ。地元経営者の2世の団体や消防団、自治会活動にも積極的に参加。現在も消防団の支援団員や地元連区の防災リーダーを務め、「地元に根を張ることができていれば幸せ」と振り返る。
御用聞きをしながらしょう油1本、みそ1個から配達をする昔ながらの酒屋スタイルは「この先も変わることはない」と、安藤さんの地域密着の信念は揺るぎない。

【メモ】
瀬戸市水南町54の1
バロー新瀬戸店すぐ北側
TEL:0561-82-4765
営業時間:午前10時~午後7時(日祝日休み)
地図はこちらから

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毎日、御用聞きに回る安藤光夫さん 【写真をクリックで拡大】

毎日、御用聞きに回る安藤光夫さん 【写真をクリックで拡大】

力を入れている食品は、買い物カゴに入れてお客さんの元へ 【写真をクリックで拡大】

力を入れている食品は、買い物カゴに入れてお客さんの元へ 【写真をクリックで拡大】

店内に並ぶ日本酒類 【写真をクリックで拡大】

店内に並ぶ日本酒類 【写真をクリックで拡大】

バロー新瀬戸店と道路を挟んですぐ北側にある美濃利支店 【写真をクリックで拡大】

バロー新瀬戸店と道路を挟んですぐ北側にある美濃利支店 【写真をクリックで拡大】

 

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喜久寿し

223:「喜久寿し」 【效範西部商店街】

・こだわりの素材 値打ちに提供

瀬戸市の效範小学校のすぐ北側にある江戸前のすし屋。店主の石田宏さん、妻初枝さんが2人3客で店を切り盛りする。ネタには冷凍物は一切使わず、こだわりの仕事をしたすしを値打ちに食べさせてくれる店として地元住民から親しまれている。

石田さんは静岡県富士宮市出身。瀬戸市宮前に兄が開いた「喜久寿し」で学び、9年目の24歳で記念橋の近くに支店を構えて独立した。その後、松原町の貸店舗を経て1989(平成元)年に現在地に移り26年目に入った。「兄とは12歳離れ、身内でも修業は厳しかった」と懐かしむ。

日本料理からすし職人に転身した兄からはしょう油に日本酒やミリンを加えて「煮る」、酢や塩で「締める」といった仕事を施す江戸前寿司を仕込まれたが、「瀬戸の人はまろやかな煮切りしょう油よりも普通のしょう油など、塩分の濃い味を好む」といい、「よいネタをシンプルに提供するようにしている」と話す。

並(1100円)は、1本釣りで野締めした生サバにマグロ、イカ、タコなど7カンに巻き物が付く。玉子がイクラに代わるサービスの喜久寿し(1300円)、中(1700円)、上(2300円)とランクが上がり、特上(3500円)にはトロやウニ、イクラ、ホタテなど極上のネタがにぎられる。季節によりネタは替わり、夏から秋にかけては白身ではコチ、ヒラアジなど通好みのネタが並ぶ。

シャリにもこだわる。すし用の米は、新米よりも古米に近いものが水加減がきっちり決まるそうで、基本は富山米だが産地や品種は毎年吟味して選んでいるという。「酢飯の酢の量など調味料は正確に計り、湿度や気温などの状況により配合を変えている」と石田さん。
また、完成した酢飯はおひつに入れ、さらに冷めすぎないようにするため、ワラで編んだ昔ながらの保温道具「いずみ」に収めるというこだわりようだ。

石田さんによると、かつて窯業が盛んだった時代は、仕事を終えた職人が銭湯で汗を流した後、ふらりと立ち寄ってすしをつまんでいくのが日常だった。「家族が集まる正月やせともの祭の日には出前がフル回転。早朝5時からすしをにぎらないと間に合わなくて。そんな時代が懐かしいね」と振り返る。
「予算を伝えてくれればそれに合わせてにぎる」と石田さん。煮物や天ぷらなどサイドメニューもあり、「人見知りで口下手だが、身体が続く限り頑張るつもり。こだわりのすしを食べに来てほしい」と話している。

【メモ】
瀬戸市效範町1の33
名鉄瀬戸線水野駅から南へ100メートル 效範小学校北側
TEL:0561-82-4493
営業時間:午後5時~午前0時(木曜休み)
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職人気質の店主、石田宏さん 【写真をクリックで拡大】

職人気質の店主、石田宏さん 【写真をクリックで拡大】

カウンター8席ほどと4人掛けのテーブル2脚。奥には座敷もある 【写真をクリックで拡大】

カウンター8席ほどと4人掛けのテーブル2脚。奥には座敷もある 【写真をクリックで拡大】

現在地にのれんを掲げて26年目の喜久寿し 【写真をクリックで拡大】

現在地にのれんを掲げて26年目の喜久寿し 【写真をクリックで拡大】

 

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いずみ理容店

222:「いずみ理容店」 【品野商店街】

・理容一筋50年の腕前

いずみ理容店は昭和37(1962)年に開業した。
店主の梶浦明彦さんは実家が中村区(名古屋市)で理容店を営んでいたこともあり、自らも熱田区にあるフジモト理容で修行し、理容技術を学んだ。
「顔剃りの練習を修行仲間とお互いにしたのですが、慣れないカミソリを扱うのはとても怖かった」と梶浦さんは懐かしそうに当時を振り返る。

いずみ理容店の利用客は近隣の顔なじみの高齢者が多いが、技術的には若い人のカットも可能だという。しかし「もう若い方とはセンスが違いすぎますね」と梶浦さんは笑う。また、理容店では顔剃りもしてもらえるということで、女性の利用客も意外に多いとのこと。

散髪後のサービスとして行っているマッサージもいずみ理容店の自慢。理容店のマッサージは規定で肩から頭部までと決まっているが、実際に体験してみるとサービスとは思えないほどの腕前に驚かされる。かつて修行先の主人から習ったというマッサージ技術は、梶浦さん自慢の技の一つである。

「お客様一人一人を大切にすること」。
梶浦さんは当たり前のようで忘れがちなこのことをいつも胸に、今日もサービスに励んでいる。

【メモ】
瀬戸市品野町7丁目114
国道248号線「品野交番前」交差点から東へ約150m
TEL:0561-41-0802
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FAX 0561-97-0845

カット用のハサミにも様々なものがあり、用途によって使い分けるという 【写真をクリックで拡大】

カット用のハサミにも様々なものがあり、用途によって使い分けるという 【写真をクリックで拡大】

店主の梶浦明彦さん 【写真をクリックで拡大】

店主の梶浦明彦さん 【写真をクリックで拡大】

いずみ理容店の外観 【写真をクリックで拡大】

いずみ理容店の外観 【写真をクリックで拡大】

梶浦さんのマッサージの腕前に思わずウットリ 【写真をクリックで拡大】

梶浦さんのマッサージの腕前に思わずウットリ 【写真をクリックで拡大】

 

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ミニストップ瀬戸品野町店

221:「ミニストップ瀬戸品野町店」 【品野商店街】

・こだわりの商品 続々と

瀬戸市消防本部東分署の斜め向かいにある「ミニストップ 瀬戸品野町店」はトラックも余裕で駐車できるゆったりとした駐車場を備えた好立地に建つコンビニエンスストア。

オープンは2007(平成19)年。それまでラーメン店などで働いていたオーナーの加藤剛さんは、新規店舗出店の情報を知り「ぜひ挑戦してみたい」と思ったという。最初の1~2年はとにかくがむしゃらにやったと当時のことを振り返る。そして「ここにきてやっと安定してきたかな」と笑う。

場所柄、利用客はトラックドライバーや土木関係の方が多く、朝は弁当などを買い求めるこれらの客でかなり混雑するという。また、夏の行楽シーズンは家族連れ客がコールドデザートなどを多く買い求めるとのこと。

自慢のオススメ商品は店内で手作りしているおにぎり。コシヒカリを店内キッチンの炊飯器で炊き、厳選した具材に瀬戸内海産の海苔、長崎五島産の塩を使い、ひとつひとつ丁寧に作っているというこだわりの商品。人気の具材はシャケ、しそ昆布、明太子、おかかチーズなどで、価格は160円~198円。「通常のおにぎりに比べると少々価格は高いが、美味しいと評判も上々です」と加藤さんも胸を張る。なお販売時間は朝6時から夜8時ぐらいまでとなっている。

「常に明るく元気な接客を心がけています」と日頃の心がけを語る加藤さんは、また今年から新たなスタートを切るつもりでこれからの展開を見据えている。

【メモ】
瀬戸市品野町1丁目198−14
TEL:0561-41-2288
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FAX 0561-97-0845

オーナーの加藤剛さん 【写真をクリックで拡大】

オーナーの加藤剛さん 【写真をクリックで拡大】

店内で製造しているこだわりの手づくりおにぎり 【写真をクリックで拡大】

店内で製造しているこだわりの手づくりおにぎり 【写真をクリックで拡大】

期間限定のベルギーチョコソフトをパクッ 【写真をクリックで拡大】

期間限定のベルギーチョコソフトをパクッ 【写真をクリックで拡大】

ミニストップ瀬戸品野町店の外観 【写真をクリックで拡大】

ミニストップ瀬戸品野町店の外観 【写真をクリックで拡大】

 

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今週のダイジェスト放送(9月28日)

(9月21日~9月26日放送分)

毎週日曜日はその週に放送したものを
まとめたダイジェスト版をお送りしています。

【収録内容】

「瀬戸製畳」 (9月22日放送)
「シバタ薬局」 (9月23日放送)
「瀬戸製パン」 (9月24日放送)
「マルモト茶舗」 (9月25日放送)
「コダマスポーツ」 (9月26日放送)

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コダマスポーツ

220:「コダマスポーツ」 【末広町商店街】

・瀬戸リトルシニアリーグの立役者

1955(昭和34)年創業のスポーツ用品店。
店主の川合亨(とおる)さん、野球選手として自身もかつて内野手として活躍したほどのスポーツ好きが講じて、それまでの勤めを辞めて開業させた店である。

店内には野球用品を中心に各種スポーツ用品を数多く取り揃えるが「今は店売りだけでは成り立ちません。学校や会社のチームに卸したりと外回り営業もしています」と川合さんは商売の苦労を語る。しかしそんな川合さんを頼って「練習するグラウンドがないのでなんとかしてほしい」「対戦相手を探してほしい」といった一風変わった依頼が舞い込むことも。

また本業以外にも瀬戸リトルシニアリーグ野球協会の副会長としてリーグ運営にも力を入れている。かつて瀬戸のリトルリーグ立ち上げに尽力した立役者の1人が川合さんである。現在40チームある東海連盟の中では5番目の発足であった。今でこそ瀬戸はリーグ専用球場を持つほどの規模にまで成長したが、立ち上げ当初は愛知県にチームが少なく、関西連盟に所属して遠征して試合していたという。

長く店を続けている秘訣を川合さんに訊いてみると、「継続しただけです。しかしそれが一番大切だと思います」という言葉が返ってきた。リーグの子どもたちに対しても「絶対にやめてはいけない。続けることが大切だ」と繰り返し説いているという。

【メモ】
瀬戸市末広町1丁目24
西側アーケード西端から約20m
TEL:0561-82-3796
営業時間:午前9時~午後5時半(火曜休み)
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FAX 0561-97-0845

店主の川合亨さん 【写真をクリックで拡大】

店主の川合亨さん 【写真をクリックで拡大】

野球用品を中心として多くのスポーツ用品が揃う 【写真をクリックで拡大】

野球用品を中心として多くのスポーツ用品が揃う 【写真をクリックで拡大】

コダマスポーツの外観 【写真をクリックで拡大】

コダマスポーツの外観 【写真をクリックで拡大】

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マルモト茶舗

219:「マルモト茶舗」 【末広町商店街】

・馴染客の好みはすべて把握

「元々は瀬戸記念橋付近で大正館という旅館を営んでおりました」と懐かしそうに当時を振り返るのはマルモト茶舗の店主加藤以津子さん。

大正館は薬売りの行商人が長期滞在する宿として繁盛したが、時代の移り変わりにより閉館。新たにお茶の行商を始めた以津子さん。ご主人がかつて予科練で下宿していた静岡のお茶問屋の応援を受けて、昭和47年には再び記念橋付近に念願であった店を構えた。前述のお茶問屋からもらって使っていた袋には店名が書かれていたことから、以津子さんが構えた店もそのままマルモト茶舗になったという、一風変わった暖簾分けのような店名由来のエピソードも楽しい。その後、平成16年の記念橋近辺の改修により、末広商店街へと移転した。

マルモト茶舗の売りといえば、お客一人ひとりの好みに合わせたブレンドを施してくれる茶の量り売り。50gという少量から売ってくれるのも嬉しい。店には様々な種類の茶が入れられた茶箱がズラリと並び、専門店ならではといった光景が見られる。工場や会社、買いに来られない方々へ配達を担当する次女の千香子さんは「母が長年馴染客の好みに合わせてやってきたことなので、私には勤まらないんです」と笑う。

長生きして、できる限り長く店を続けていきたいと今後の抱負を語る以津子さん。商店街にしっかり根を下ろしたマルモト茶舗は、地域の人々に無くてはならない存在となっている。

【メモ】
瀬戸市末広町3丁目7
アーケード西端から東へ約180m
TEL:0561-82-3846
営業時間:午前9時半~午後6時半(火曜休み)
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FAX 0561-97-0845

様々な種類の茶が入った茶箱がスラリと並ぶ 【写真をクリックで拡大】

様々な種類の茶が入った茶箱がスラリと並ぶ 【写真をクリックで拡大】

茶筅をはじめとする茶道具も取り揃えている 【写真をクリックで拡大】

茶筅をはじめとする茶道具も取り揃えている 【写真をクリックで拡大】

店主の加藤以津子さん(左)と次女の倉地千香子さん 【写真をクリックで拡大】

店主の加藤以津子さん(左)と次女の倉地千香子さん 【写真をクリックで拡大】

マルモト茶舗の外観 【写真をクリックで拡大】

マルモト茶舗の外観 【写真をクリックで拡大】

 

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