手打ち蕎麦「志庵」

189:手打ち蕎麦「志庵」 【中央通商店街】

・地元・瀬戸と蕎麦をまっすぐに愛すること

2014年2月19日にも紹介。
「瀬戸が好きで、蕎麦が好き。お客様には美味しいものを食べてもらいたいという気持ちだけです」。
そう語るのは4代目店主の中條博則さん。

美味しい蕎麦を食べる条件として「3たて」という言葉がある。
「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」。
なるべくこれに近い状態で提供することが大切だということで、毎日蕎麦を打つ。しかし一生懸命打つものの、量には限りがある。当然足りなくなってしまうこともあるという。
器には瀬戸の物を使うこともこだわりの一つ。しかし志庵で使っている器だけで瀬戸を知った気持ちにはならないで欲しいと中條さんは考える。瀬戸の焼きものの多様さ、奥深さを知っているからこそ、そのほんの一部を紹介しているに過ぎないという思いがある。

志庵オススメのメニューに由比産の桜えびをふんだんに使ったかき揚げがあるが、夏季限定メニューとして「桜えびのおろし蕎麦」が人気を集めている。この他にも自家製豆腐をのせて食べる「崩し豆腐蕎麦」もサッパリとしていて良い。

店内は落ち着いた間接照明で彩られ、テーブルの上の料理だけをスポットライトが照らす。知り合いの建築設計士が中條さんが温めていたイメージを具現化したというインテリアは、モダンな中にも和風のテクスチュアが用いられ、およそ蕎麦屋というイメージを良い意味で裏切っている。しかし地元を愛し、少しでも美味しい蕎麦を提供したいという中條さんの思いは昔ながらの気質に溢れている。

【メモ】
瀬戸市栄町12
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅から瀬戸川沿いを東へ約5分
TEL:0561-82-3051
営業時間:午前11時〜午後3時 同5時〜同9時(火曜休み)
地図はこちらから

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

4代目店主の中條博則さん 【写真をクリックで拡大】

4代目店主の中條博則さん 【写真をクリックで拡大】

自慢の手打ち蕎麦 【写真をクリックで拡大】

自慢の手打ち蕎麦 【写真をクリックで拡大】

スポットや間接照明を使い、ムーディーな店内 【写真をクリックで拡大】

スポットや間接照明を使い、ムーディーな店内 【写真をクリックで拡大】

大胆な「志庵」のロゴが目立つ外観 【写真をクリックで拡大】

大胆な「志庵」のロゴが目立つ外観 【写真をクリックで拡大】

当日の放送はこちらから↓

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