70:「おもだか屋」 【中央通商店街】
・大正の商家を改築 季節彩る置物に猫雑貨瀬戸市薬師町の陶磁器メーカー中外陶園が運営する、日本最大規模の「招き猫ミュージアム」。このミュージアムに併設されたギャラリーショップが「おもだか屋」だ。 大正時代の商家を改築した風情のある建物で、店内では中外陶園のブランド「薬師窯」の干支や縁起物、ひな人形などの陶磁器をはじめ、招き猫や猫に関する雑貨、お香や手ぬぐいなど和の小物類などを展示販売する。お座敷のギャラリースペースもあり、全国の招き猫作家らの作品展なども開いている。 店内からは招き猫ミュージアムにも行けるようになっている。同ミュージアムは2005年、群馬県嬬恋村から同地に移転オープンした。2階がミュージアムで、1階がギャラリーショップになっている。同ミュージアムでは、全国の招き猫愛好家らでつくる日本招猫倶楽部世話役の坂東寛司さん、荒川千尋さん夫婦の個人コレクション数千点が展示されている。収蔵品は8000点を超え、日本最大の招き猫博物館として、全国に知られるまでになった。 【メモ】 |
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71:手打ち蕎麦「志庵」 【中央通商店街】
・そばに器 信条はこだわり瀬戸市中心部を流れる瀬戸川。市の複合施設・瀬戸蔵と川を挟んで向かい側、記念橋のたもとにそば店「手打ち蕎麦 志庵」がある。創業94年の老舗うどん店「朝竹」の4代目店主中條博則さんが3年半前、朝竹を全面改築、そば専門店に業態を替えてオープンした。 そばは、黒い鬼皮の残る玄そばを1〜2割入れ、石臼での粗挽き、細打ちにこだわる。粗挽きのこだわりは、透明感と食感、そばが持つ本来の味を引き立たせるため。このそばに、静岡・由比から取り寄せる桜えびのかき揚げを添えたものがメニューの中心になっている。 「自分がおいしいと思ったものだけを出しています。そうでなければ嫌なんです。器は地元の瀬戸焼です」と中條さんはきっぱり。 カウンターでオープンキッチンにしたい。そばを打つところを見てもらえる場所を作りたい。日本酒は厳選した純米酒だけ。「自分の店を持つからには」と、一つひとつ徹底的に追求した。 会社勤めと9年間の修業を経て店を継いだ。「人生は思い通りにいくことばかりではないけれど…」。店を支える妻の妙子さんに、「2人とも食べることが好きだし、価値観も似ていてやりやすいです。ありがたい」と恥ずかしそうにねぎらう。 「自分の今の力量に見合ったところまでは進んで来れたかな。でも、まだまだ成長しなければ」と、中條さんは控えめに語っている。 【メモ】 |
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