2:「新瀬戸ステーションホテル」 【新瀬戸商店街】
・家族3人で経営 アットホームな雰囲気
1982年9月にオープンした。
現在は3代目の浅野浩嗣さん(52)と弟の和宏さん(44)、
母親の房子さん(79)の親子2代、3人で経営。
アットホームなサービスを提供している。
宿泊客の目的は仕事での出張、冠婚葬祭、観光などさまざま。
それぞれの目的を滞りなく果たせるように、
要望を聞き困りごとのないような対応がモットーだ。
「家族経営のため、常に同じ人間が目の行き届いた同じサービスが提供できるのが自慢」
とマネージャーの和宏さん。
3階建てホテルの外観はモダンなタイル張りで、館内は大正ロマン風の空間に。
ロビーにはアンティ−ク家具やガス灯のようなランプ、フロント周りには
やきもののまちならではの陶製フクロウなどの置物も飾られている。
シングルを中心に落ち着いた30部屋がある。
シングルにはソファーベッドも置かれ、ツインにもなる。
この場合は正式なツインよりも料金は安くなるという。
・オキュパイド・ジャパン時代の洋皿で朝食を
朝食は房子さんが心を込めた手作りで、和食、洋食が選べる。
自慢は洋皿で、第2次大戦後、連合国の占領下に置かれた時代に作られた
「オキュパイド・ジャパン」。祖父母が製陶所を営んでいた時代の皿で、1947〜52年の5年間に作られたものという。
「欠けたり、割れたりして数多くはなく貴重なもの。
大切に使っている」と浩嗣さん。
休憩時間には家族3人でウオーキングにも出掛けるという。
「体調はどうか、困った様子はないかなど、
お客様への対応に関する打ち合わせの場にもなっている」と和宏さんは話す。
各部屋にはインターネットの環境もあり、
書類のコピーやプリントにも対応するほか、貸し自転車も用意している。
浩嗣さんは、「宿泊客には瀬戸で暮らしている人と同じような利便性を提供していきたい」と、
自宅のように心休まるホテル運営を目指している。
【あゆみ】
瀬戸市で製陶所を営んでいた祖父母が名古屋市で1953年、
製陶所を廃業して旅館「寿屋」を創業。
1982年9月に現在地に寿屋「新瀬戸ステーションホテル」としてリニューアルオープンした。
屋号の寿屋は、祖母・寿恵子(すえこ)さんの名前から1文字を取っている。
【メモ】
瀬戸市東横山町53。
電話0561-83-0007 名鉄瀬戸線新瀬戸駅徒歩1分 愛知環状鉄道瀬戸市駅下車徒歩2分
シングル28部屋(6300円) ツイン2部屋(1万2000円)
シングルにはベッドが追加可能(9000円)
朝食700円 チェツクイン午後4時 チェックアウト午前10時。
当日の放送はこちらから↓
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