加藤スポーツ

25:「加藤スポーツ」 【南西部商業協同組合】

・生涯、スポーツに挑戦を

瀬戸市中心地区から愛・地球博記念公園に通じる県道209号沿いにある「加藤スポーツ」(緑町)。

店内はいつも、部活帰りの高校生や愛好家らでにぎわっている。
部活用品や野球、サッカー、卓球、テニス、グラウンドゴルフなど幅広い商品を取り扱い、競技者を支え地域のスポーツ振興に尽くている。
スポーツ大会などの後援も積極的に行い、掲示板コーナーを作って大会の告知や結果などの情報も発信。
「好成績を収めた高校生が報告にきてくれることも多いですよ」と、2代目の加藤徳太郎さん(64)は目を細める。

1949(昭和24)年、旧市街地の陶生町に「加藤運動具店」として創業した。
菱野団地ができるなど地域開発が進む緑町に支店「加藤スポーツ菱野店」を開いたのは81年。
創業店を閉めた2005年以降、本店として加藤さんがのれんを守っている。

モットーは、「市民へのスポーツ普及とまちの活性化」と、加藤さん。
学生時代から続けているテニスをはじめ、各種スポーツ用具の知識を基に、初めて競技をする人にも使い方やメンテナンスの方法を丁寧に説明。
要望があれば競技団体を紹介したりもする。

近年は、子どもからお年寄りまで気軽にプレーできる「ニュースポーツ」を通じた健康づくりも注目を集めている。
加藤さんによると、軽くて扱いやすい道具、簡単なルールが基本になっているという。
例えば、「ミニテニス」。
バドミントンのコートで、ネットの高さは1メートル。
サーブ、レシーブともに必ず1バウンドしてから打つルール。
テニスラケットよりもひと回り小さなラケットでビニールボールを打ち合う。
同じコートで羽根の付いた平たいボールを素手で打ち合う「インディアカ」というスポーツもあるそうだ。

加藤さんは、「子どもたちにいろんなスポーツを体験させることは大事」。
一方、高齢社会にあってはお年寄りにもスポーツへの挑戦を勧める。
特にニュースポーツは生涯スポーツとして健康や生きがいづくりにつながるほか、「介護予防などにも大いに貢献することが期待される」と、地域に根差すスポーツ用品店の意義を語る。

【あゆみ】
1949(昭和24)年に先代の加藤九三(くぞう)さんが創業。
2代目の徳太郎さんは大学卒業後、サラリーマンとなったが25歳で店に戻り、家業を手伝うように。
81年に菱野店を出し店長となる。
創業店は2005年に閉店、菱野店を本店として現在に至る。
13年12月現在、外装を改装中。

【メモ】
瀬戸市緑町1-17
電話0561-84-1323
県道209号「緑町」交差点北西へ20メートル
営業時間:午前10時〜午後7時(火曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

瀬戸市のスポーツ振興を下支えする2代目の加藤徳太郎さん 【写真をクリックで拡大】

瀬戸市のスポーツ振興を下支えする2代目の加藤徳太郎さん 【写真をクリックで拡大】

部活用品やニュースポーツの商品が並ぶ店内 【写真をクリックで拡大】

部活用品やニュースポーツの商品が並ぶ店内 【写真をクリックで拡大】

店内に設けたスポーツ大会などのお知らせコーナー 【写真をクリックで拡大】

店内に設けたスポーツ大会などのお知らせコーナー 【写真をクリックで拡大】

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