77:「いづみ化粧品店」 【末広町商店街】
・いつまでもきれいを大手メーカーが専門店用に開発したブランドを販売する化粧品店。品ぞろえの豊かさは、今も変わらず。「化粧品はここに限る」と、長年通い続ける年配客も少なくない。「いつの時代も、女性には『若く、美しくありたい』という気持ちがあります。その気持ちに応えたい」と、店長でビューティーアドバイザーの青山三知子さん(65)は目を輝かせる。 青山さんは、客の要望をしっかり聞きながら商品を選ぶ。化粧品は、直接肌につけるもの。必ずサンプルで試し、肌に合うか合わないか、効果に満足してもらえるかどうかを見極める。「納得してもらった上でしか販売はしません」ときっぱり。最近は無料サンプルが減り、大半が有料となっている。それでも青山さんは「専門店としてここは譲れません。店の負担が増えてでも、サンプルはすべて無料で提供します」とこだわる。 また、サンプル品すべてにマジックで「メーク落とし」とか、「化粧水」などと大きく書いている。「年配には小さな文字では見えないですし、間違えずに使っていただいてこそ効果もわかりますから」。 化粧品の販売だけではなく、エステやメーキャップレッスンにも力を入れている。特に10分間でできる眉のスタイリング(525円)が好評。「眉の形で、見た目の印象は大きく変わります。希望のイメージに合わせて、描き方のポイントとテクニックも教えます」。結婚式や卒業式など、「大切な日のメーク相談も気軽にしてくださいね」と青山さん。 顧客は60代の年配を中心に、ヤングミセスから80代のお年寄りまでと幅広い。「遠くまで買い物にいけなくなった。いいのがあったら買ってきてほしい」という高齢客が増え、洋服やバッグ、雑貨なども店に置くようになって久しい。「私たちが販売するのは“物”だけではありません。サービスという付加価値を含めた“心の充実感”です」と青山さん。女性はいくつになってもきれいになると気持ちが前向きになるという。理想は「この店が女性の元気の源になること」だ。 【あゆみ】 【メモ】 番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 |
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