沖縄時間 瀬戸もやい処・中国雑貨 華蔵

・沖縄料理と情報を発信

築１００年の古民家を改装して２年前にオープンした沖縄料理の味わえるカフェ。
店内にはゆったりした沖縄の音楽が流れ、壁には沖縄の観光ポスターや棚にはシーサーの置物などが置かれています。
沖縄の新聞や物産品もあり、旅で沖縄を訪れたような感覚に。

２代目店主は屋比久（やびく）康隆さんで、妻の美幸さんとともに店を切り盛りしています。
康孝さんは店を運営する一方、太鼓を打ち鳴らして踊る沖縄の伝統芸能「エイサー」の普及にも努めています。
沖縄出身の父を持つ康隆さんですが、生まれは名古屋市、育ちは岐阜県土岐市。
地元の高校を卒業後、両親の経営する中華料理店を手伝いながら、沖縄物産品の販売業を営んでいました。
２００６年に仕事で瀬戸を訪れた際、沖縄料理と情報を発信していたこの店を知り、当時の店主と意気投合して通うように。
その後、店主が体調を崩し営業が困難になった２０１１年、「沖縄の情報を発信する拠点がなくなってしまうのは淋しい」と、経営を引き継ぎました。

人気メニューは豚肉を軟らかく煮たラフテーの乗った「沖縄そば」（ランチ時６００円、通常６８０円）。沖縄の店を食べ歩いてたどり着いた自信作です。
ランチは、沖縄そばにタコスライスなどもう一品を組み合わせた「ハーフ＆ハーフ（ラフテー、サラダ付き）」（７５０円）と、カロリー表示した塩分控えめ、自然派調味料使用の「ヘルシー５５０定食」（平日限定１０食。５５０円）の２種類。
モーニングサービスは飲み物に、日替わり、オリーブ、バターの３種類のトーストのいずれかに、ゆで卵とサラダ、フルーツ、サーターアンダギーが付いてきます。
このほか、沖縄のオリオンビールや泡盛などアルコール類もあります。

現在、夜のメニューや飲み放題プランをに力をいれています！３時間アルコール飲み放題お料理+1500円　ソフトドリンク+1000円とお得。忘年会新年会にもぜひ～。

大晦日も沖縄そばで年越しを！初詣帰りにも寄ってね！

店ではエイサーや三線などの文化教室も開いています。
「今後は沖縄の情報を広めるためにも多店舗展開を」と康隆さんは意欲的です。

【メモ】
瀬戸市朝日町１０
尾張瀬戸駅から東へ徒歩５分
営業時間：午前８時半〜午後１１時半（月〜水曜日の午後３時以降は予約対応）
定休日：無休

・元プログラマーがお出迎え　楽しい中国雑貨

北村智幸さんと奥さんのようこさんが仲良くお迎えしてくれます。

雑貨は中国より直接仕入れているので他よりも安い！と自信があるそうです。
2008年、瀬戸街道沿いでオープン、2012年春からアーケードの中へ移転し、より多くの商品を揃えられるようになりました。
ようこさんはいとおしそうに中国の少数民族の方が手作りしている染物を見せてくれて、貴重な伝統文化を残したいという思いを語ってくれました。
中国と日本の文化にも詳しく、いろいろと教えてくれます。

お香と中国茶の香りが癒しの空間を演出し、中国特有の朱色や黄色などの明るい色彩の飾りがとても楽しい気分にさせてくれる店内です。

人気商品は、水牛の角を加工した櫛(くし)です。
静電気が発生しないのが特徴です。
一つひとつ大きさや形が違い、自分の手にしっくりとくるものを選んでください。
水牛の角は、中国では昔から漢方薬としても知られている自然素材。
人間の肌と相性がよいので、櫛や、マッサージの道具にピッタリです。

最近日本でもポピュラーになってきた「かっさ」。
かっさ板も、水牛の角で加工したものが人気だそうです。
かっさ板で擦ることでコリをとったり、血液の循環も良くなると評判ですが、中国ではかなり医学的な治療にも用いられているそうです。

智幸さんは、ネット販売WEBショップもされて好調です。
お店のレジシステムも自作する元プログラマーだとか。
いかに多くのお客さんに楽しんで喜んでショッピングしてもらえるか、研究中だそうです。

【華蔵WEBサイト】　seto-hanakura.com

【メモ】
尾張瀬戸駅から約５分
銀座通り商店街の中ほど　お茶彦さん向かい
営業時間：１0時半～午後６時
定休日：水曜日
TEL：０５６１-８２-２５２２