139:「カフェ、ギャラリー、雑貨 古民家久米邸」 【銀座通り商店街】
・昭和な世界 瀬戸焼で和風スイーツ築106年の古民家の母屋内に2007年に開いた甘味カフェ。ギャラリースペースも備えている。手入れの行き届いた庭園を眺めながら、季節の甘味を瀬戸焼の器で楽しめる。「古き良き時代の日本にタイムスリップしたみたい」と、観光客の人気スポットになっている。 1908(明治41)年、地元の陶工・川本桝吉(2代)氏の別宅として建てられた。昭和に入り、名古屋市の眼科医だった故・久米逸郎さんに譲渡された。久米さんは50(昭和25)年から33年間、ここで眼科医院を開業、後に住まいとしていた。 カフェのオーナーは久米さんの孫、中田真紀さん。「昭和以降の調度品ややきものも多く残り、それらの雰囲気に合った飲食を提供できれば」と、和のスイーツを中心にメニューを考案している。 お薦めは手作りの「黒糖くずもち」。玄米茶付き(600円)と、コーヒーか紅茶付き(700円)がある。くずもちは、厳選したくず粉とわらび粉をブレンドし、沖縄の黒糖を練り込んでつくる。この上に自家製の小豆あんと黒蜜、京都から取り寄せたきな粉がかかる。くずもちには、黒糖のほか、抹茶やさくら(豆乳と食紅で色付け)などもある。 スイーツや飲み物は瀬戸の作家による器で提供する。織部や黄瀬戸、染付などとどれも趣のあるものばかりで、「祖父が購入したり、いただいたりしたもので、お菓子とともにじっくり見てほしい」と呼び掛ける。 【メモ】 番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 |
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