135:「瀬戸まちづくり株式会社」 【パルティせと店舗会】
・中心市街地活性化へ瀬戸市や瀬戸商工会議所、関係団体などが1999年、同市の中心市街地の商店街の活性化や地域経済の再構築を支援するTMO(まちづくり機関)として設立した。パルティせと5階に事務所を置き、商店街の空き店舗対策、イベント企画、直営事業ほか、パルティせとの商業床賃貸事業、指定管理事業などに取り組み、収益を再投資をすることで効率的、効果的なまちづくりの推進を図っている。 空き店舗対策では、まちづくり会社が家主との間に入った転貸借契約で出店者をマッチングさせるとともに、開店へのコンサルタント業務に当たっている。銀座通り商店街ではこれまでに、閉めていた7店のシャッターを再び開けた。 事業担当の野杁晃輔さんによると、商店街振興組合員の高齢化などから新たに出店させても閉店する店が出るなど、「一進一退の繰り返しで必ずしも順調ではない」としながらも、新規に出店した人たちがこれまでになかったフェイスブックやツイッターなどソーシャールメデイアを活用して情報を発信したり、商店街マップを作ったりと、「組合活動に積極的に加わり、今後の展開が楽しみ」と期待する。 まちづくり会社では2013年9月から、名古屋鉄道が発行するIC乗車券「manaca(マナカ)」を活用した地域活性化の新事業「せとまち×manaca」を中心市街地の商店街などで始めている。商店街に「manaca決済機器」を設置し、キャッシュレスで買い物ができる商店街を目指すもので、これまでに27店舗(5月現在)に置いている。野杁さんは、「2015年度末までには80店舗ほどで利用できるように拡大し、商店街活性化につなげたい」と話している。 【メモ】 番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。 |
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