うなぎのやすじ

53:「うなぎのやすじ」 【品野商店街】

・清水でさらしたウナギ、コイ料理自慢

瀬戸市北東部の景勝地・岩屋堂にある「うなぎのやすじ」。いつも明るく元気な女将、加藤弓子さんが迎えてくれる。

岩屋堂は、鳥原川沿いの渓谷一帯を指す。愛知高原国定公園の一部で、春は桜、6月はホタル、夏は川をせき止めた天然プール、秋は紅葉と山歩きを楽しむ人が多い。岩屋堂に来たら、「やすじで食事を」と決めている人も多いようだ。

世界文化遺産にもなった和食の心と技で、丁寧に料理されている。看板メニューはウナギ。コイの刺し身もプリプリでとても美味しい。いずれも山清水でさらして泥抜きをしているため、川魚特有の臭みが消えこれが美味しさの秘訣となっている。

人気の白焼きは、ウナギが見えないほどたっぷりのさらしネギ、大葉、ミョウガの千切りがこんもり乗っていて、ゆずポンをかけて食す。ウナギはカリッとしているのにとろけるようで、3種の薬味とマッチしてさっぱりいただける。家族でうな丼と単品で白焼きを注文する人も多い。

ウナギが半身のヘルシー白焼き(定食)は、白焼きに大根サラダ、玉子焼き、茶碗蒸し、お吸い物、ご飯、香の物までついて2000円とお値打ち。さらにお値打ちな朴葉みそ焼きご膳、子持ちあゆご膳、ぷりぷりコイご膳、やすじ定食ほか、ひつまぶし、うまき、うなぎの肝など、メニューは豊富にある。

店主の加藤保さんは板前として、弓子さんとともに岩屋堂内の元料理旅館権兵衛で働いていていた。17年前に独立してやすじを創業。岩屋堂の時代の流れを見てきた。店にとり心配なウナギの稚魚シラスだが、量が少し増えてきているとの朗報が入っているそう。「もっと気軽にみなさんに食べてもらいたい、私たちも頑張ります」と弓子さん。

【メモ】
瀬戸市岩屋町67の1
瀬戸市中心部から国道248号を北上、「品野町6」交差点を右折、しばらく走り岩屋堂看板を目印に三差路を左折、公園内旧プール前
TEL:0561-42-0884
営業時間:午前11時〜午後2時、午後5時〜8時(月曜・第1火曜休み)

番組に対するご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
メール info@845.fm
FAX 0561-97-0845

人気メニューのうなぎ白焼き 【写真をクリックで拡大】

人気メニューのうなぎ白焼き 【写真をクリックで拡大】

女将の加藤弓子さん 【写真をクリックで拡大】

女将の加藤弓子さん 【写真をクリックで拡大】

岩屋堂公園内の旧プール前にある堂々たる店構え 【写真をクリックで拡大】

岩屋堂公園内の旧プール前にある堂々たる店構え 【写真をクリックで拡大】

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